おみそ(@omiso_han)です。
新しい年を迎えて間もないですが、新年早々にうれしいニュースが入ってきました!
2021年モデルとなる新型のグランドチェロキーが発表になりました~!!!10年以上もモデルチェンジがなく、「グランドチェロキーの完成形か?」と言われてきた現行グランドチェロキーでしたが、ついに2021年1月8日に新型が発表となったのです。
日本では新型コロナウイルス拡大に対する緊急事態宣言が出され、あちこちから重苦しい空気が漂う今日この頃ですが、アメ車好きグラチェロ乗りとしてはなんとも興奮するうれしいニュースでした。
さっそくその全貌をのぞいてみたいと思います。
目次
10年ぶり!2021年モデル新型グランドチェロキー発表!
まずは上の映像をご覧ください。新型グランドチェロキーがどんな感じかが体感できます。
これまで2010年にグランドチェロキーWK型が発表・発売されてから10年以上経過する中で大きなモデルチェンジはされませんでした。幾度かのマイナーチェンジを経てWK2型となりいまの現行モデルとなりましたが、そのシルエットや性能に大きな変化はありませんでした。ある意味「完成形」と言っても良かったのかもしれませんが、ついに時代がそんなグラチェロに革新のキッカケを与えることになったのです。
ぼくは現在2011年モデルのグランドチェロキーに乗っています。最近7万キロを突破しました。

おみそが乗ってるJeep2011年「グランドチェロキー」。
まだまだ現役で元気に走ってくれていますが、やはりWK初期モデルということもあり、現行モデルや新型グランドチェロキーと見比べるとオールド感が隠せません…。
5代目となる新型グラチェロは今の時代に合った新しいジープ、新世代SUVに進化しているようです。
その名も「グランドチェロキー L(エル) 」

画像:Jeep
呼び方が合っているのかわかりませんが、後々新型グラチェロの呼称も浸透してくるでしょう。そう!!新しい2021年モデルのグランドチェロキーには「L(エル)」がつきます。「L」は単に大きさが大きくなるからLサイズのエルなのか?はたまた別の意味が隠されているのか?ぼくの中では前者ですが、今のところはっきりしていません…。
新型グランドチェロキーの大きな変化といえばそのサイズ感です。ホイールベースは現行サイズに比べて6.9インチ(約17.53cm)長くなっていますし、見た目のボディサイズも大きくなっています。寸法の詳細がわかり次第、あらためてご紹介しようと思いますが、現行モデルより大きくなることは間違いないです。

画像:Jeep
まず、シルエットから見ると「グラチェロだな!」とすぐにわかりますが、とにかく「美しい!!!」という言葉が出てきます。フロントからの流れるようなボディライン、ややコンパクトになった印象の伝統7スロットグリル、その両脇にはよりスリムになったLEDヘッドライトがあり、その下にはボディラインと馴染むように組み込まれたフォグランプがのぞいています。

画像:Jeep
同時にリアビューからもわかるように、テールライトも横に延びてスマートで洗練された印象になっています。ルーフからリアにかけてのラインが現行モデルよりいくらか立ち上がっており、ラゲッジペースの空間確保が見受けられます。後ほど紹介しますがおそらく3列シートにしたことで居室空間も広げられているはずです。

画像:Jeep
フロントフェイスもグリルからボンネットにかけてのラインがやや前傾のようになっており、その見た目は最近のダッジデュランゴにも見えるし、なにより先日発表された新型グランドワゴニアにそっくりだと思います。

先日発表された新型グランドワゴニアコンセプト
画像:Jeep
もちろん細かい箇所を見れば違うでしょうけど、新型グランドワゴニアからデザインのインスピレーションを得ているのは間違いないでしょう。
グランドチェロキー初!3列シートモデル。

画像:Jeep
ジープのラインナップの中ではこれまでにコマンダーが3列シートモデルとして販売されていましたし、先日発表された新型グランドワゴニアも3列シートを備えていますが、それまではほとんどが2シーター5人乗りでした。オフロードカーとしてのイメージが強いジープには3列シートはあまり縁のないものだったのかもしれません。
しかし、時代は「令和」!!!(←あ、日本だけ)今の世の中のニーズに合わせると「3列シート」という選択肢はジープにとっても自然に受け入れられるものだったのでしょう。受け入れざるを得なかったのか…。
ジープの中ではフルサイズのSUVモデルとしてラインナップされているグランドチェロキーですが、今回がグランドチェロキーとしては初めてとなる「3列シート7人乗り」の設定になります。


シートを倒すとこんな感じ。
画像:Jeep
ついでに内装の豪華さにも触れておきましょう。
これから徐々に明らかになってくるとは思いますが、当然グレードによって内装の質は変わってきます。現時点ではグレードはラレード、リミテッド、オーバーランド、サミットが設定される予定ですが、以下の写真は上位2グレードのオーバーランド、サミットの写真です。


ハンドルのエンブレムが変わってる~!
画像:Jeep
美しい木製パネルとステッチレザーはいつまでもその空間に居たくなるような…、まるで自分が王様にでもなったような気分を味合わせてくれます。(…と思います。)

画像:Jeep
ジープは生誕80周年を迎えており、その歴史がさりげないところに刻まれています。

画像:Jeep
センターモニターには最新のUconnect5システムを使用する8.4インチまたは10.1インチのインフォテインメントディスプレイが備えられます。もう当たり前になっていますが、様々なデバイスとのワイヤレス接続を中心にエンターテイメント、コミュニケーション、ナビゲーションにいたるまで新型グランドチェロキーを運転するオーナーのドライブをあらゆる面からサポートします。
豪華だけじゃない!新型グラチェロの走破能力。

画像:Jeep
2021年モデルの新型グランドチェロキー「L」は現行モデルよりさらにさらに洗練されたスタイリッシュな見た目になっているせいか、これまでのジープが本職としてきた「悪路走破性能」が薄れてしまった印象に感じます。実際、世界のジープファンからも「オフロードでの信頼性が揺らぐのでは?」といった声が上がっています。
しかし、Jeepはそんなファン達の不安を払拭するかのように「大丈夫だ!」と言っているのです。
搭載されるエンジンについてはまだ定かではありませんが、一部のメディアによると3.6リッターのV6エンジンを標準とし、マイルドハイブリッド2.0リッターのターボチャージャー付き4気筒、3.0リッターのターボディーゼルV6エンジンが用意され、上位グレードでは5.7リッターV8エンジンも用意されているとされています。
また、後ほど紹介するジープのプラグインハイブリッドモデル「4xe」の設定もあるようです。

画像:Jeep
もちろんクォドラトラックⅡ、クォドラドライブⅡ、セレクテレインシステムも搭載しており、これまでの能力以上に満足できる走破性を兼ね備えているといえるのです。
プラグインハイブリッド、自動運転機能

画像:Jeep
他にも新型グランドチェロキーには新世代SUVの名にふさわしい最先端技術も盛り込まれております。
すでにレネゲードに設定されているジープ初のプラグインハイブリッドモデル「4xe」。まもなく「ラングラー4xe」も発売となりますが、新型のグランドチェロキーにもプラグインハイブリッドモデルが設定されます。これからガソリン車からEV車にシフトチェンジしていく時代の流れの中で、当然といえば当然ですが、ジープのフラッグシップモデルにもその選択肢ができたのは大きな転換点になるのではないでしょうか。

画像:Jeep
また新型グラチェロには2021年後半にレベル2の自動運転機能が備わると予定されています。5つのレーダーセンサーとフロントガラスに取り付けられたカメラを使用して、車線のセンタリングとアダプティブクルーズコントロールを行います。ハンズオンシステムは、ドライバーからのトルクも感知する静電容量式タッチステアリングホイールを使用し、ステアリングホイールのトルクは車両が車線を進んでいることをドライバーに示すために使用されます。また、オプションの暗視システムは、道端にいる人や動物を検出し、黄色のボックスでそれらを強調表示できるようになっています。
今後もラインナップが追加される!?

画像:Jeep
まだまだ情報不足、未確定な部分も多くて申し訳ないのですが、今わかっているだけでも十分魅力ある車だということがわかるでしょう。とくにジープファンやぼくのようなグランドチェロキー乗りの人は「早く日本で見たい!」「乗りたい!」と思っているに違いありません。
ただ、ぼく個人的にはグラチェロがどんどん欧州寄りの「スタイリッシュすぎる」ジープになっていくのがちょっと寂しい気がしてなりません。なんだかどんどん遠くなるような…。カッコイイんだけど、カッコよすぎてキャンプや林道でバンバン乗るのが気が引けちゃう感じ。(まぁまず買えるかわからんけどな!)
さて、じつはこの新型グランドチェロキーL(エル)は今後もライナップが追加されるようなんです。2021年後半から2022年にかけては同じ型で2列シートモデルが出るらしいし、SRT、トレイルホークなんかも出てくるんじゃないかと予想されています。
このあたりはまたわかってきたら記事にまとめたいと思いますのでお楽しみに!
今回はひとまず2021年モデル新型グランドチェロキー「L」を先取りしてみました。
では。