おみそです。
みなさん、仕事に勉強、ブログに家庭に…毎日頑張っていますか?
いよいよ平成も終わり新しい元号「令和」になります。そんな中、毎日を過ごしていると一日があっという間に終わってしまうように感じませんか?
一日24時間という限られた時間の中で、ぼくたち人間ができることはそう多くはありません。
会社でも家でも忙しいとつい「後でやろう…」「明日でも間に合うか…」など、色々なことを後回しにしがちですね。そしていつの間にか次の仕事がまわってきて、さっきやろうとしていたことを忘れる…。そんなこともしょっちゅうです。(夏休みの宿題思い出すなぁ…)
ぼくも基本的に面倒くさがり屋な性格なので、色々なことを後回しにして「後で忙しくなる」という経験をたくさんしてきました。
しかし、「ブログ」をはじめたことでその「後回しにする癖」を克服することができたのです。
今回はぼくがブログから学んだ「後回しにする癖を治す5つの考え方」をご紹介したいと思います。
目次
「後回し癖」がある人の特徴。
まず、「後回し癖」がある人や先延ばしにする癖がある人の特徴を見てみましょう。
その1:完全主義の傾向がある
勉強を始めよう!と決意しても「専用の新しいノートを買ってから」「せっかくなら気持ちよく使えるデザインのものを探そう」など、完全主義傾向のある人は準備が整ってから行動しようと考えがち。目先の細切れ時間を使うよりも、きちんと時間を作ろうとする傾向もあるため、結果として先延ばしになってしまうのです。
その2:仕事だけでなくプライベートでも複数の目標を持っている
身体を動かすのにエネルギーが必要なように、自己制御をするときにもエネルギーを使います。しかし、このエネルギーは有限で、何かを我慢するようなことが多くあった場合、エネルギーが一時的に枯渇してしまうことがあります。
種類や難易度にかかわらず制御エネルギーは使われますので、いくつも目標を持っている人は大事なところで制御がきかなくなってさまざまな誘惑に負けてしまい、やるべきことが先延ばしになってしまうことも。その3:自他共に認める頑張り屋
頑張り屋さんは活動量が多いため、慢性的に時間にもエネルギーにも余裕がない状態になっています。そのため、強い意志と頑張る気持ちが揃っても、物理的に先延ばしになってしまうことが多いのです。
その4:実はせっかち
私たちは目の前の誘惑(ex.ジムをサボって楽をする)を大きく評価し、将来のこと(ex.健康な身体を手に入れる)を小さく見積もります。この心理を双曲割引といいますが、これが、やったほうがいいとわかっているのに誘惑に負けてしまう原因の一つと言われています。
せっかちな人は将来のことを小さく見積もる度合いが強い傾向がある人。つまり将来手に入るものをより小さく見積もりやすいため、努力を先延ばしにする傾向もあるのです。その5:どちらかというと集中力がある
私たちは同じ出来事でも違ったレベルの解釈をすることができます。例えば、本を読むときに「A:小説○○を読む」という解釈をすることもできれば、「B:本の中で他者の人生を疑似体験する」と解釈することもできます。
実は、ケースに合わせて解釈レベルを変えるのが理想。しかし、目の前のことに集中する人は、具体的な思考を優先しがちで、思考を変えよう、違う解釈をしてみようといった気にもならないケースが多いので要注意です。出典:マナトピ
意外としっかり者でチャキチャキと物事を進められそうな人が「後回し(先延ばし)」の落とし穴にはまりやすいようです。
しかし、「即行動」することのメリットを抑えておけば「後でやろう」「明日やろう」なんて気にはなりません。すぐに行動することで得られる物のほうが大きいんですから。
さっそくぼくが考える「後回し癖を治す5つの考え方」をご紹介します。
①今やるべきことは「今やる」のが一番効率がいい。
「後でまとめてやれば効率が良いから…」なんて思って先延ばしにしていませんか?
実は物事を後回しにすることはかえって非効率になることのほうが多いんです。
「後回し」にすることはその文字通り「後に回しているだけ」であり、未来に仕事を持ち越していることになるのです。溜め込んでいるだけ。
それが大事なことであればあるほど「いつかはやらなければいけないこと」であり、先延ばしにしたからって「やらなくてもいい」なんてことにはなりません。未来に溜め込んでも仕方ないのです。
明日には明日の仕事・予定・やるべきことが出てきます。そこに「今やるべきこと」を持ち越したって、明日の仕事が増えるだけなんです。
だったら今のうち、ちょっとキツくても「今やるべきことを今やる」とやってしまったほうが良いのです。
実はこれが一番効率のいい仕事の進め方なんです。
②人間はいくつも「やるべきこと」を覚えてられない。
人間の記憶力はあいまいです。
「明日やろう」「1週間後までにやればいいや」などと先延ばしにして、いつの間にか忘れてしまっていた…なんてことはありませんか?ぼくはしょっちゅうありました。
いくらメモや手帳に残しても、日々の疲れや忙しさで忘れてしまうことは多くあります。メモに書いたことさえも忘れてしまうことも…。
だったら今のうちにやってしまうことで「忘れる」という失敗を避けましょう。
また、「今」やればその物事に対しての情報が新鮮なうちに行動できるので、作業の質も上がります。
翌日、3日後、1週間後にはそのことに対する情報が頭の中から薄れ、作業の質も落ちてしまうかもしれません。
③「ちょっとやる」これだけでも違います。
もしあまりにも忙しかったら、「ちょっとだけやる」という方法もあります。
ぼくも仕事に家庭に忙しい中、なんとかブログ記事を書くための時間を捻出しようと必死ですが、どうしてもまとまった時間が取れないときは、「なんとなくのタイトルと見出しだけを書く」ということをしています。
すると、次に手を付けるときに、まったくのゼロスタートよりかは作業を再開しやすいのです。
ただし、これは「やるべきことの一部を先延ばしにしている」ということなので、作業を再開することを忘れないでくださいね。
④自分の中にタスクが溜まると成長できない。
タスクとは「作業」「課題」などの意味ですが、「やるべきこと」を後回しにして自分の中に溜め込むと、次の新しいことを受け入れづらくなってきます。
人間のキャパシティーにも限りがあるので、色々なことを後回しにしてしまうと自分の中でどんどんタスクが溜まっていて消化不良を起こしてしまいます。
すると何か新しいものを取り入れよう、新しいことをやろうと思ってもなかなか受け入れられないのです。
自分自身がもっと多くのことを経験して成長していくためにも、今やるべきことを溜め込まずどんどん処理して新しいものを取り込んでいくことに注力しましょう。
⑤「後回しにすること」と「優先順位をつけること」は違う。
仕事でも家事でもなんでも、やるべきことに「優先順位」をつけることは作業の効率化に大きく影響します。
ここでいう「後回しにする」ということと「優先順位をつける」ということは、本質的な意味が違うということをおさえておきましょう。
後回しにするということは、ただ闇雲に後へ後へと押しやっているだけ。そうではなく「優先順位をつける」というのは物事の優先度に応じて、やることの順番をつける・自身の行動を組み立てるということなのです。
それにより次にやるべきことが明確になり、「即行動」のマインドと合わさればトントントーンとドミノ倒しのように作業処理が進みます。(決してふざけてるわけではありません)
ブログを始めて「即行動」が身についた。
これら5つの考え方はある程度わかっていてもなかなか実践して生活に活かすことは難しいです。
しかし「ブログ」を始めたことによって即行動することの大切さが身にしみてわかるようになり、こんなぼくでも気付いたら行動するようになっていたのです。
例えば、ブログ用語やサイトのセットアップの仕方などでわからないことがあった場合は、そのままわからないままにしておくのではなく、その場で検索するなどして解決してしまうのです。すると次にわからないことが出てきてもスッと頭に入ってくるのです。
また、更新頻度を保つために常に記事のネタさがしをしていますが、ちょっとでもブログを書ける時間があればパソコンを開き書くようにしています。本当はまとまった時間で一気に書きたいのですが、そうもいかない為、少しずつ書いていくのです。
結婚して家庭を持ち、子供が産まれ、ブログを始めて…日々の中でやるべきことがどんどん多くなり、つい後回しにしがちですが、「ブログの時間を捻出するため」に色々なことを「即行動」で片付けていくようになりました。
仕事から帰って子供と遊んで、お風呂に入れて、歯磨きして寝かしつけ…。子供が眠ってやっとブログの時間です。
今もこうして全て終わった夜中にブログを書いているのです…。
おわりに
このようにしてぼくはブログを始めたことによって色々なことを後回しにしなくなりました。
もちろんまだ完璧にやれているかと言われれば自信はないですが、以前よりも確実に「即行動」による処理能力は高くなったと思います。
「好きなことをする」そのために「今やるべきことを今やる」。
このことが一番効率よく、確実な方法なので是非みなさんも5つの考え方をもとに「即行動」を実践してみてください。
「明日やろう」はもうやめよう!
では。