おみそです。
僕はブログを始めて2ヶ月足らずの「初心者ブロガー」です。
でも、今日から自分で「初心者ブロガー」と名乗るのはやめにしようと思います。
なぜなら「初心者」と自ら名乗って、得することなどひとつもないからです。
以下、聞いてください。(読んでください。)
目次
はたして「初心者ブロガー」とはいつまでのことを言うのか?

そもそも「初心者ブロガー」とはいつまでのことを言うのでしょうか?
ブログを始めて3ヶ月?半年?1年?基準なんてないのです。
ブログを始めて最初はわからないことだらけです。WordPressの設定方法や記事のネタさがし、アドセンスやアフィリエイトの登録など、全てが始めての経験なのでわからないことだらけで仕方ないのです。
そこでなんとなく意識の中に「自分は初心者ブロガーだ。」という言葉が根付いてしまいます。
また、SNSでさまざまなブロガーさんと交流する中で「初心者なので色々教えてください。」「初心者同士、情報共有しましょう。」とやり取りをしていくと、ますます「初心者意識」が強くなっていきます。
もちろん、最初は先輩ブロガーのみなさんに情報提供いただき、ブロガーとしての知識を高めていくことはとても大切なことです。どんなにベテランになっても、SNSなどを通して他の人の意見を参考にすることは続けていくべきですが…。
もう一度考えてみてください。
「初心者っていつまでのことを言うんだ?」
…それはきっとあなたが決めることです。
「初心者かどうか」は自分が決めること。

実は、初心者かどうかを決めるのって、自分自身なのかもしれません。
- 「だんだんWordPressの使い方もわかってきた!」
- 「GoogleアナリティクスやSearch Consoleでの分析もできるよ!」
- 「広告収益も月○十万円達成できた!」
↑これくらいになったら「初心者」ではなくなるのでしょうか?
そこには何の基準もありません。ただ、自分自身が満足できる結果が得られるようになったら「脱・初心者」になるのかもしれません。
でもブログをみている読者にはあなたが初心者だろうがベテランだろうが関係ないのです。その人にとって面白ければ記事は読まれるし、面白くなければベテランブロガーの記事でも読まれません。
一部、同じ初心者ブロガーの方が見てくれるときには、「同じ初心者、頑張りましょー!」みたいに共感・同感は得られるかもしれませんが、その程度です。
そのブロガーさん達も、いずれは「脱・初心者」をしてベテランになるか、一生初心者ブロガーを名乗るか、あきらめてブログをやめるかです。
いまは同じ初心者でも、もしかしたら3ヶ月後に追い越されちゃうかもしれませんよ?
「初心者」という言葉が自分の価値を下げる。

「初心者・見習い・素人・新人」、それらの言葉を自分の肩書きに使うのはメリットがありません。
あなた自身の「価値」を下げているだけです。
会社の仕事やアルバイトなどでも、はじめた時は「見習い・実習中・新人」などの肩書きで仕事を教えてもらいます。飲食店のアルバイトなどでは「実習中」の名札を付けられるところもありますね。それはお客様からのクレーム対策でもあるのでしょう。
しかし、実際のお客さんからすれば、自分に関わる大切なことをわざわざその人に頼みたくないですよね。
たとえば、自分の命に関わる手術を実習中の研修医に頼みたいですか?
答えは「いいえ」です。
それだけ「初心者・見習い・素人・新人」という言葉は相手の信用度を下げてしまうのです。
ブログにしても、初心者向けのノウハウなどは確かに需要がありますし、「自分の実体験」を交えた内容だとなお説得力がある文章になりますね。(いつまでも初心者を名乗り、「初心者でもこれくらい稼げますよ~」と言って集客する方法もあるかもしれませんが…。)
ただし、書き手のあなたがいつまでも「僕は初心者ブロガーなので…」とか「まだまだ初心者、頑張ろう!」とか言っていても何が面白いのでしょうか?
ましてや一般の読者には関係ないことです。
一日でも早く「初心者」という意識から抜け出そう!

いかがでしょうか?
僕もこれまで「初心者の僕ですが…」なんてワードを幾度となく文章に入れてきました。
そんな昔の自分宛てにも書いたのがこの記事です。
何事もはじめは誰もが初心者ですが、一日でも早く「脱・初心者」をして前に進んでいかなければ、いつまでたっても一流にはなれません。
少しくらい不安要素があっても、「初心者」という言葉に逃げずに目の前の問題を乗り越えていくことが大切です。
「初心、忘るべからず。」という言葉があるように、「自分はまだまだだな…。」という謙虚な思いは胸の奥にそっとしまっておきましょう。それだけで十分です。
もし僕がまたどっかで「初心者なんで…」って言い訳してたら教えてくださいw
では。