営業日は月に1回!大多喜町のチーズ工房「千」。日本生まれのこだわりチーズを食べてみた。

チーズのオイル漬け 君津市周辺のスポット

おみそです。

 

早いもので今年もあとわずか。12月に入り寒さがさらに本格化しているように感じますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

「一年なんてあっと言う間だなぁ…」なんて言っているうちにどんどん一日が過ぎてゆきます。今年やり残したことや大掃除、自分なりの反省はさっさと片付けて、新しい明日に向かってやるべきことをコツコツ積み上げていこうじゃありませんか。(…と、自分に言い聞かせております。)

 

さて、今回は美味しいものを求めて千葉県大多喜町をめぐるドライブです。

 

なんでも「月に一度しか営業しないチーズ工房」があるとかないとか…。

 

月に一度しか営業しない「チーズ工房 千(せん)」とは?

妻がまた素敵なお店の情報を仕入れてきました。このブログのグルメ情報や美味しいお店の情報はだいたい妻が情報源です。(ありがたや…)

 

木更津にある天然酵母のパン屋「紡(つむぎ)」には我が家もちょくちょく行っているのですが、そこのオーナーさんおすすめの有名なチーズ工房があると聞いて、妻がお店の情報を聞いてきてくれました。⇒木更津市矢那で隠れ家パン屋を発見!天然酵母ぱん「紡(つむぎ)」は本当に隠れ家的なおしゃれなパン屋さんでした。

そのチーズ工房は「チーズ工房 千(せん)」という名前で大多喜町にあるというのです。

 

ホームページを見てみると「日本独自の菌を使ったクラフトチーズ」という紹介が。「生物化学の視点でチーズと向き合い、日本独自の乳酸菌と酵母を、0.01グラム単位で独自に調合。」この文面からもわかるとおり、とてもこだわりがあることが感じられます。しかも柴田さんという女性の職人さんひとりで運営しているらしく、その辺りからも職人魂みたいなものを感じます。

 

チーズ工房「千」のホームページ

 

 

人気の商品はいくつかあるようですが、ジャパンチーズアワードや農林水産大臣賞などさまざまな賞を受賞したチーズみたいです。しかも職人の柴田千代さんは「情熱大陸」にも取り上げられてるすごい職人さんらしいです。これはかなり期待できそう!

 

ただ、営業日がなんと「月に1回だけ」とのこと。毎月第一日曜日にしか開店しないらしく、これまた「こだわりチーズ工房」らしい情報です。希少価値が一気に高まりますな。

 

で、この日は仕事がたまたま休みだったため他の予定は入れずに「チーズ工房 千」のために時間を空けて行ってきました。

 

大多喜町の豊かな自然のなかに立つ小さなチーズ工房

大多喜町はぼくが住んでいる君津市よりさらに「田舎」って感じがします。これはディスっているわけではなく、豊かな自然に囲まれたより環境のいい田舎という意味です。ぼくは大多喜町周辺をドライブしたり林道探索に行ったりするのが好きなんですが、毎回行くたびに「この辺いいなぁ」「住みたいなぁ」と思います。今住んでいるところもまぁまぁな田舎ですが、個人的にはもっと山奥でもいいと思っているので、大多喜町なんかはすごく惹かれる場所なのです。(家族は反対するかもしれませんが…)

 

チーズ工房「千」はそんな大多喜町の山間にあります。

 

 

先日行った養老渓谷や野営スポットになりそうな林道とはまた違う場所ですが、まわりは静かな里山と古民家がポツポツあるくらいです。ただ周辺は観光地もあるので都内ナンバーやツーリングのライダー集団をたくさん見かけました。

 

 

工房の入口には小さな看板があるだけなので見落とさないように注意してください。

 

チーズ工房「千」の看板

 

暖かい雰囲気の古民家工房にはお客さんがいっぱいでした。

大多喜町の大自然

 

通りの看板から細道を入っていくと案内係の人が立っていました。さすが月に一度しか開かない有名店だけあってこんな田舎でもたくさんお客さんがくるのでしょう。ちゃんと案内係の人がいて整理券をくれました。そして「駐車場はこの奥です。」と案内してくれました。

 

整理券 駐車場

 

奥の駐車場はもうすでにいっぱいです。ホームページには営業時間は「11時~」となっていましたがぼくたちが現地に着いたのは10時30分頃。このときすでに整理券番号は「23」でしたし駐車場は満杯でした。かなり早くから人が集まってきているようです。車のナンバーをみると県外ナンバーのほうが多いくらいでした。それだけ広く知られているということですね。

 

チーズ工房「千」

 

工房は一見するとただの田舎の古民家のようでしたが、その敷地には様々な露店が並んでいました。そしてお客さんもたくさん来ていました。

 

チーズ工房の納屋

 

チーズ工房は入口側の納屋にありました。なんだかおしゃれであたたかい雰囲気で、来ている人たちも自然派にこだわりがありそうな人や丁寧な暮らしを実践しているような人たちが多かったです。ぼくたち夫婦が良く見ているNHKの番組「ベニシアさん」に出てくるオーガニックマーケットみたいでした。

 

敷地の露店

 

敷地内には竹炭や陶芸、コーヒー、オーガニックパン、無添加のヤキソバ、クラフト小物など、さまざまなものが売られていました。みんな地元で店舗をかまえているお店のようで中には知っているお店もちらほらありました。

 

陶芸の露店 竹炭の露店 オーガニックパン こだわりコーヒー

 

どのお店もそれぞれこだわりをもって作った商品を持ってきていて、ぜんぶ魅力的に見えました。今回はチーズがお目当てだったので他のは見るだけにしましたが、ここで新しいお店や人と出会ったり同じ価値観の人との交流が生まれるのも素敵だなぁと思います。

 

こだわりのチーズはどれも美味しそう。

チーズ工房「千」の工房

 

敷地内で他のショップを見て待っていると自分達の番号が呼ばれました。ちゃんと整理券で管理されているのでコロナ禍でも密にならず買い物ができます。

 

工房の中もおしゃれで素敵な雰囲気でした。

 

商品の見本がレジの手前に並んでいて注文すると冷蔵庫から取り出してくれます。

 

商品の見本

これがチーズの見本

 

素材や作り方に相当こだわっているのでひとつひとつが高いんだろうなと思っていましたが、どれも思ったよりリーズナブルでした。今回買ったのはモッツァレラチーズ、竹炭、チーズのオイル漬け、デザートチーズ、あとブラータという限定販売の商品です。下に今回購入時の価格を載せてきます。(すべて税抜き価格)

 

・モッツァレラチーズ … グラムで値段が変わりますが今回は445円

・ブラータ(限定販売) … これもグラムで値段が変わります。今回は1060円

・チーズのオイル漬け … 1個850円

・竹炭 … 1個680円

・デザートチーズ「結び」 … 1個350円

 

ひとつ失敗したのは「保冷バッグ」を持ってこなかったことです。お店でも専用の保冷バッグが売っていますが、自宅から持ってくればそれで済みます。見ると周りの常連であろうお客さんはみな保冷バッグを持参してきていました。我が家はお店からそこまで遠い距離ではなかったので問題ありませんでしたが、お店まで1時間以上かかる方は保冷バッグや保冷剤があったほうが良いかもしれません。(お店で購入する場合、保冷バッグ100円、保冷剤40円)

 

妻から「メニューの写真撮った?」との言葉が。「ブログに載せるなら商品の値段がわからないと!」とご指摘を受けました…。なんとか撮れていたのが下の写真です。なんとかギリギリわかるでしょうか…?

 

メニュー表

よくみると値段が書いてあります。

 

日本独自の菌で作られたクラフトチーズの味は?

さっそく家に帰って試食会です。

 

チーズの種類 チーズのオイル漬け

 

ひとつひとつ綺麗に包装されているし、チーズ工房「千」のお花のようなロゴマークがなんとも日本的で美しいです。(日の丸をイメージしてるのかな?)また、商品紹介のパンフレットもついていて、それぞれのチーズのおすすめの食べ方なんかが書かれています。

 

商品紹介パンフレット

 

本当はフランスパンとかトマトやバジルなんかを準備して食べればよかったのですが、子ども達が「早く食べたい!」とせがむので家にあったミニトマトとコストコのディナーロールと合わせて食べました。

 

まずチーズのオイル漬けはミニトマトと一緒に食べましたが、オリーブオイルとハーブの香りがアクセントになってちょうどよい塩気のチーズと相性抜群です。ドレッシングとしてオススメされていましたが、色んな料理と試したくなる味でした。

 

竹炭はその名の通り竹の炭をまぶして熟成させた黒っぽいチーズです。日本酒と合うらしいのですが我が家はだれもお酒を飲まないのでわかりません。でもそのまま食べても美味しいです。塩気がやや強いですがチーズ好きにはちょうど良いくらいで、たしかにおつまみに合うと思います。

 

デザートチーズ「結び」はその名の通りデザート感覚で食べられるクリームチーズです。コストコのディナーロールにつけて食べちゃいましたが子ども達も大喜びでした。子どもにはこのデザートチーズが一番良いかもですね。

 

(モッツァレラとブラータは妹に頼まれて買っただけなので食べていません…。感想聞いておきます。)

 

どれも同じチーズでもそれぞれ味に個性があって美味しかったです。チーズといえばやや黄色っぽいイメージでしたが、「千」のチーズはどれも白っぽく、舌触りも繊細でなめらかな感じで日本っぽい感じがしました。「日本のチーズ」と言われるのもわかる気がします。

 

その味とこだわりに感心。憧れます。

チーズ工房「千」

 

千葉県大多喜町にある小さなチーズ工房「千」。

 

月に一度しか開かないお店ということでしたが今回は奇跡的に行くことができました。でも一度その場に行って工房やそこに集まる人たちに触れこだわりの味を体験すれば、たとえ月に一度だろうと山奥の田舎だろうと、人は集まってくるのです。

 

それだけ職人の柴田さんのこだわりは人を惹きつけるものがあるし、作るチーズは魅力的な味なのです。

 

でもぼくが一番惹かれたのはひとつのことを決意し、たとえ工房は小さくとも信念をもって作りたいものを作り続ける生き方、自分を信じてやり抜くこと、「これだ!」と思ってこだわり続けた職人・柴田千代さんの姿でした。

 

この日も常連のお客さんと話す柴田さんをチラッとお見かけしましたが、とても人当たりの良さそうな明るい方でした。女性一人でもここまでこだわってやっている姿に憧れてしまいました。

 

またチャンスがあったらたずねてみたいと思います。

 

では。

 

 

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