【千葉県大規模停電】台風による被害は思ったよりもヒドイ…。長引く停電・断水・通信障害、被災地特有のジレンマも。

崩れた屋根 田舎暮らし

おみそです。

 

9月9日未明に千葉県に上陸し、千葉県を中心とした関東全域に甚大な被害をもたらした台風15号。

 

台風が過ぎ去って6日経った今でも、各地でライフラインの停止、家屋の損壊などの影響は続いています。

 

先日ブログにアップしたとおり、我が家は幸いにも電気がすぐに復活し、現在生活するのにそこまで苦労はしていません。一時的に断水もありましたがこちらもすぐに復旧しております。

 

しかし、停電の復旧作業はなかなか進まないようで、全面復旧には一週間以上かかる地域もあるようです。(9月13日時点)

 

長引く停電。そんな中わかってきた新たな障害と、被災地特有のジレンマがありました。

 

停電・断水に加えて「通信障害」が大きな弊害に。

停電・断水・物資の供給など、生活をする上で最低限必要なライフラインは何か別のもので代用するしかありませんでした。

 

電気なら発電機や乾電池、灯りをともすマッチやロウソクなど。水は給水所での給水か井戸水、物資は配給に頼るか親戚に宅急便で送ってもらうなどしました。

 

しかし一番どうにもならないのが「通信手段の確保」です。

 

停電の影響で基地局がやられたのか、詳細な原因はわかりませんが、ケータイも繋がらないネットもダメ、もちろんパソコンも使えません。

 

場所によっては電波が繋がる箇所もあったようですが、どちらにせよ不安定な状態は続きました。

 

これは意外と大変なことで、知人や親類と連絡を取ろうにも電波が繋がらないためどうにもなりません。

 

うちの妻はLINEの返事を返すためだけに電波が繋がる場所を求めて車を出していました。

 

生活支援情報や復旧状況の情報が欲しくても、台風が過ぎ去った当日や翌日のラジオからはほとんど台風被害の情報が流れず、流行の音楽やお悩み相談などのいつもどおりのラジオ番組が流れるだけでした。

 

台風直後だとなかなかメディアまで詳細な被害情報が伝わらないのは当たり前でしょうけど、こちらとしては「なんで音楽なんだよ!停電復旧の情報流せよ!」と思っていました。

 

情報のタイムラグと物資提供や支援のズレ。

こういった大規模な災害のときは仕方ないことかもしれませんが、先に述べたとおり情報が伝わるにはやや時間のズレが生じます。

 

どういうことかというと、災害が起きて被害が出てもその情報を発信する人や拾う人がいなければ、その情報を欲してる人に届くまでに時間がかかります。

 

今回も「こんな被害が出た!」と多くの人が発信していればメディアや政府も「これはヤバイ!」とすぐに動いたかもしれません。しかし、停電で通信障害が起きているとなかなか外へむけての発信も難しいのです。

 

そのため、世間に情報が流れるのも遅く「台風いっちゃったね~。けっこう風すごかったみたいだね~。」くらいにしか思われなかったのです。

 

欲しいものが手に入らず、もういらない時にたくさん届く。

物資の提供、配給。これは被災した人からすれば本当にありがたいことです。

 

しかし、情報のタイムラグがあることで皮肉的な状況も生まれてきます。

 

被災した地域に住んでいるとわかるのですが、台風通過直後は気温が35度を超える猛暑日になり、停電も重なって昼夜問わず暑い中で過ごしました。エアコンも使えず、冷蔵庫も止まり、氷や保冷剤はすぐに溶けてしまいました。

 

そんなときは冷たい氷や保冷剤はもちろん、冷たい飲み物やポータブル扇風機などが欲しくなります。

 

でも被害状況の情報が外に届いていないため、物資の提供や配給などはありません。

 

お店も停電で開いていないので買いにも行けません。

 

台風直後から3~4日経つと、徐々にメディアでも被害状況を細かく伝えてくれるようになり、多方面から支援の申し出や物資の供給がくるようになります。

 

我が家では親戚や妻の実家からたくさんの野菜や食料が届きました。ぼくの仕事場にも関係企業からたくさんの水や食料、物資が届きました。

 

しかし、この頃には我が家も仕事場もある程度の水や食料は確保できており、「これをどうやって食べ切るか、使い切るか」という問題が出てくるのです。

 

もちろんありがたいのは大前提ですし、拒否もしません。

 

でも個人的に「いまさらこんなにもらっても申し訳ない…。」と思ったのは事実です。

 

おわりに

ぼくたち含め、周りの人達には「こんな長い停電は初めて経験した」「大きな被災に遭ったのは初めて」という人が多かったです。

 

いわば耐性があまりない地域で起きた災害だったのです。

 

そのため「なんで」「どうして」と思い通りにいかない部分がたくさんありました。(当たり前だけど)

 

でもこの経験を忘れずに、この災害大国日本で生き抜く術を身につけていきたいと思います。

 

今なお、停電や断水で不便な生活をしている人がいます。自宅が損壊し不安な生活を送っている人もいます。

 

一日でも早く元通りの生活が取り戻せるよう、心から祈っています。

 

 

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