おみそです。
我が家のグランドチェロキーを車検に出すため、木更津金田のオートバックスにいってきました。
いつもは「やっぱディーラーのほうが安心かな…」と思い、ディーラーに車検をお願いしていたのですが、今回はどれくらいの差があるのか確かめたくてオートバックスにお願いすることにしました。この車検比較記事はまた後日アップします。
さて、今回は木更津金田のオートバックスに気になるブースができていたのでご紹介します。そこにはカーキやオリーブカラーのアウトドアギアと一緒に、キャンピングスタイルにカスタムされたおしゃれなバンが2台停まっていたのです。オートバックスのオリジナルブランド「ゴードンミラー」がプロデュースしたカスタムバンです。
今流行りのバンライフやガレージライフに興味がある方は要チェックですよ~。
目次
心踊るガレージライフを!ゴードンミラーのカスタムバン。

「GORDON MILLER(ゴードンミラー)」はオートバックスが展開するオリジナルブランドで、ガレージライフをコンセプトに、カー用品やガレージアイテム、アウトドアギアを販売しています。
いや~目の付け所がいいですよね~。だって車好きならだれでも「ガレージ」という言葉に惹かれるし、自分だけの空間に憧れを持つと思います。そこにスタイリッシュさやアウトドア・キャンプといったキーワードが加われば食いつかない人はいないでしょう。
そんなゴードンミラーが展開するおしゃれなアイテム達は後ほど紹介するとして、同ブランドのカスタムカーを見てきちゃいました。
今やキャンプブームはとどまるところを知らず、キャンピングカーやキャンピングトレーラーと並んで車のキャンプ仕様へのカスタムも人気です。某テレビ番組では八王子のリフォーム屋さんが芸能人の車をキャンピングカー仕様にカスタムしてました。Youtubeでも車中泊やバンライフといったキーワードのチャンネルが人気です。
ぼくはもっと「オーバーランディング」や「オーバーランドスタイル」が流行ればいいな~とは思いますが、日本で人気なのは「バンライフ」です。商用車のイメージが強いバンですが、キャンピング仕様にカスタムすると一気に遊び心満点のキャンピングカーに生まれ変わります。
ゴードンミラーからも2台のカスタムバンが出ていました。
日産「NV200バネット」ベース

これこそ日本の商用車の代表とでも言うべき日産「NV200バネット」。街中ではいろんな業者さんが乗っているのをよく見かけると思います。コイツをキャンピングカーにしてしまうのは思い切った発想ですが、よく考えれば海外ではバンに乗って旅をするのは当たり前に行われていますし、NV200をベースにキャンピングカーをカスタムするのも自然なことなんですよね。
そこまで大きすぎない車体はミニバンに馴染みのあるファミリー層でも抵抗なく運転できます。

こちらはコヨーテカラー。
ボディカラーも「コヨーテ」と「オリーブ」の2カラーから選べて、どちらもアウトドアシーンにしっくりくるアースカラー。既存のキャンプギアとも相性良いはずです。


ラゲッジスペースや天井には木目パネルが使われ、テーブルやLED照明など使い勝手も考えられています。シートアレンジでさまざまな使い方ができ、普段のドライブからキャンプや車中泊などすべてのシーンを特別なものにしてくれます。まさに「夢のバンライフ」ですね。
ボディサイズは…
・全長4,400 × 全幅1,695 × 全高1,855
駆動方式は2WDと4WDから選べます。

運転席まわりは見たところ大きな造作はなさそうで一般車と同じような感じでした。

シートカバーはオリジナルのものですし、フロント・リアともにゴードンミラーのオリジナルエンブレムが付いています。


画像:HOUYHNHNM
木更津金田のオートバックスに展示してあった車にはルーフラックやサイドオーニングが付いていましたが、これらはオプションということになるようです。でもどうせなら付いてるほうがカッコイイですよね~。

車体金額は税込み3,551,900円~です。(オプション除く)
トヨタ「ハイエース」ベース

こちらも商用車、または職人の仕事道具として選ばれることが多いトヨタの「ハイエース」。しかしながらその信頼性と十分な実用性を兼ね備えたハイエースは、業者・職人のみならずさまざまな人に支持され、カスタムやドレスアップして乗る人も多いです。もちろんキャンピングカーとしてのポテンシャルも高く、今回のゴードンミラーのカスタムバンになるのも頷けます。
ファミリーでキャンプを楽しむ場合はハイエースのほうが空間にゆとりがありますし、どうしても多くなるキャンプギアも余裕で積めちゃいます。

カラーはホワイトの一色だけですが、むしろホワイトだからこそどんなスタイルのキャンプにもマッチするのではないでしょうか。今後、他のカラーが出るのも期待したいですね。

基本的には日産NV200の内装と同じような仕上がりになっています。木目パネルやLED照明はもちろん、カーテンも標準装備になっているのですぐに車中泊できちゃいます。
ボディサイズは…
・全長4,695 × 全幅1,695 × 全高1,980
こちらも駆動方式は2WDと4WDから選べ、ディーゼルタイプもあります。

ハイエースも運転席まわりは特に一般車と変わりない様子。個人的には運転席周辺にも手を加えて欲しかったなと思います。

ハイエースベースの特徴はこの顔。「GORDON MILLER」のロゴやクラシカルな丸目ヘッドライトを使うことで、世間で知られるハイエースとは思えない顔つきになっています。しかもちゃんとトヨタセーフティセンスも装備されておりトヨタの安全技術はそのまま引き継がれています。


画像:HOUYHNHNM
やっぱりルーフラックやオーニングがあるとそれだけでキャンピングカーの雰囲気が高まりますね。しかもハイエースのルーフ一面に広がるラックは積載力ばつぐんです。

車体金額は税込み4,719,000円~です。(オプション除く)
集めたくなる!おしゃれなカー用品やアウトドアギアがたくさん!

ゴードンミラーからは他にもガレージアイテムやカー用品、アウトドアギアなどが出ており、どれもハイセンスなものばかりで「全部欲しい!」と思ってしまいました。

ブラック・カーキ・オリーブのカラーリングはもちろん、洗車用品の青・黄色・白といった色もいい感じで、アメ車やアメリカンガレージなどにピッタリの雰囲気です。(残念ながらアメリカ本国にはオートバックスもゴードンミラーもありませんが…)
ロゴも統一感があってかわいいです。
気になったのはステップラダー
ウェットティッシュからホースリール、ルーフコンテナまでいろいろありましたが、特に気になったのはオリーブカラーのステップラダー。

そのお値段、税込み4,178円。
家で使う踏み台として考えたらちょっとお高いですが…。でもこのデザイン!男心をくすぐるんですよね。色といいデザインといい…。家の中ならニ○リの踏み台で十分ですが、DIYで使ったりガレージに置くならこっちのほうが断然カッコイイでしょ!
まぁ下段のステップがややグラつく感があるので耐久性はわかりませんが、「こだわりの空間」に置くならたとえ踏み台でもこうゆうのがいいな…と思いました。
いまの流行りはほどよいミリタリーとこなれた道具感。


写真を見てわかるとおり、ガレージライフやアウトドアといったライフスタイルに合わせ、めちゃめちゃハイセンスなアイテムがたくさん出ています。ブラック・カーキ・オリーブといったアースカラーを中心に使い、どこかミリタリー感、男臭さを感じさせるデザインになっています。
やはり今はミリタリーテイストのものが流行っているんですね。そこに「こなれた道具感」を掛け合わせることで車にさほど興味がない人やアウトドア初心者の人でも、それなりのスタイルを作れちゃうわけです。(別に販売戦略を分析してるわけではないですが…)

いろいろ触ってみましたが、作りもしっかりしているのでチープ感も少ないですし、ネットショップでは店頭に置いていない商品もありアイテムの幅が広いです。既存のキャンプギアにゴードンミラーの商品をいくつか取り入れるだけでもグッと雰囲気が出ると思います。
やっぱり車と旅って切っても切れない関係なんだな。

今回改めて感じたのは、やはり車と旅は切っても切れない関係なんだな…ということです。
いくら世間は「車離れ」と騒ごうが、どこか遠くへ旅に出かけようとするならどうしても車が必要になるし、車に乗っていればおのずと「もっと遠い場所へ…」という欲が湧いてくる。その関係性の中でガレージライフやバンライフ、キャンプやロードトリップというスタイルが成り立っているんだな…と。
ゴードンミラーは車と旅、その間のガレージというライフスタイルにスポットを当てていくつもの魅力的な商品を生み出しています。いやぁ~いいところに目を付けますよね。人と車と長年向きあってきたオートバックスだからできたオリジナルブランドだと思います。
すでに来ている!?「オーバーランディング」という新スタイル。
そういったゴードンミラーの目の付け所と共通した魅力を持つのが、いま海外で大ムーブメントになりつつある「オーバーランディング」です。
日本にもすでにその言葉は広がってきており、「オーバーランド」「オーバーランドスタイル」「オーバーランダー」などいろんなキーワードで注目されています。
車×旅。まさにそれを形にしているのがオーバーランディングなのです。国土の狭い日本では車を使ったロングトリップは縁がないように思ってきましたが、そのテイストだけでも取り入れ新しいキャンプスタイルとして日本でも流行る気がしています。
「オーバーランディングスタイル」
「オーバーランドスタイル」
…これからの外遊びのトレンドで重要なキーワードになるかもしれません。
また次回をお楽しみに!