おみそ(@omiso_han)です。
愛車のグランドチェロキーに乗って数年経ちますが、ぼくの乗っている2011年モデルから現行までグランドチェロキーはそれほど大きなモデルチェンジはしていません。
しかしここに来てグランドチェロキーの大幅なフルモデルチェンジの噂が出てきています。というか、すでにJeepの計画として組み込まれているので、あとは発表を待つのみなのです。
今回はさまざまな情報サイトでも取り上げられている「グランドチェロキーのフルモデルチェンジ」について調べてみたいと思います。
目次
Jeepグランドチェロキーはこんな車です。

千葉フォルニアで撮った2011年グラチェロ。
※撮影場所が知りたい方はコチラ⇒アメ車の聖地!?千葉フォルニアに行って写真を撮ってきたよ☆ついでに海浜公園も。
そもそもJeep「グランドチェロキー」とはどんな車なのでしょうか?
今や「SUV」という車のカテゴリーは誰もが知る人気車種ですが、四駆やクロカン・SUVといったカテゴリーを牽引してきたのが他でもない「Jeep」なのです。
JeepのフラッグシップモデルであるグランドチェロキーはラグジュアリーSUVの代表格であり、都会の風景にもアウトドアシーンにも合う車として人気を得ています。ボディサイズもそれほど大きくなく日本の道路でも運転しやすいことから、比較的「手を出しやすいアメ車」でもあります。
近年のキャンプブームも後押しして、日本の道路でもグラチェロやJeepの他の車種をよく見るようになった気がします。実際にJeepの販売台数も右肩上がりとのこと。
ぼくも人生最初に買ったアメ車として思い入れがありますし、それだけの魅力がつまった車です。
そんなグランドチェロキーがフルモデルチェンジするとのこと…。
5代目となる新型グランドチェロキーは2021年登場!?

写真:carview
Jeepの5ヵ年ロードマップによると、新型グランドチェロキーは2021年頃に登場する予定です。
次のフルモデルチェンジで5代目となるグランドチェロキーですが、時代のニーズに合わせたさまざまな仕様変更が予想されています。
自動運転機能
他のメーカーの車ではすでに多く取り入れられてきている自動運転機能。
これがついに新型グランドチェロキーにも搭載されそうです。今のところ予想されているのはレベル3の自動運転機能(特定の道路環境では完全自動運転が可能。ただしドライバーがいつでも運転を代われる必要がある。)が上位グレードのグランドチェロキーに搭載される見込みです。
現行のグランドチェロキーにもブラインドスポットモニターやパークアシスト機能、レーンキープアシスト機能、前方衝突警告などが備わっていますが、これらも全てまかなえる次世代自動運転機能が搭載されるというのですから、Jeepの大きな転換期になるのは間違いありません。
また車のIoT化やAIとの連動など、最新のテクノロジーがどこまで反映されるのか楽しみです。
マイルドハイブリッドとPHEV

出典:motor1.com
近年、クルマ天国のアメリカでもアメ車のダウンサイジング化、電動化が進んでいます。その波はJeepにも押し寄せていて、今後のJeepのラインナップの中でもマイルドハイブリッドエンジンを搭載した車やPHEVモデルが続々と予定されています。
2018年に登場した新型ラングラーには「eTorqueマイルドハイブリッドシステム」を搭載した2.0L直噴ターボエンジンが採用されており、ダウンサイズと燃費性能の向上を体現してくれています。
新型のグランドチェロキーにも同様のマイルドハイブリッドエンジンが載ることは予想されますし、PHEVモデルのグランドチェロキーが登場すれば、これまで敬遠されてきた客層にもアプローチできそうです。
個人的にはどでかいガソリンエンジンで走るアメ車のほうが「それらしい!!」と思ってしまいますが、それももう古い考え方なのでしょう。アウトドアやオフロードが似合うJeepだからこそ、自然や環境に優しいエンジンを載せることはある意味「使命」なのかもしれませんね。
3列シート7人乗り
グランドチェロキーとしては初めてとなる3列シート7人乗りモデルが登場するようです。
確かにマツダ「CX-8」や日産「エクストレイル」など、3列シートを採用するSUVが増えてきていますし、アメ車のフルサイズSUVでは3列シートが当たり前だったりします。これも時代のニーズというのでしょうか。
実はJeepでもすでに3列シートSUVは登場していて、中国市場限定販売の新型グランドコマンダーがそうです。

写真:MAG4
このカッコイイ新型グランドコマンダーやアメ車のフルサイズSUVを見てもわかるとおり「3列シート」となると、いくらかボディサイズを大きくする必要がありそうです。そうでないと3列目が狭くなってしまうためです。
このため、次期グランドチェロキーもボディサイズが大きくなることが予想されます。
Jeepがファミリーカーの選択肢として加わる日も近いかもしれません。
従来の機能
これまでグランドチェロキーのドライビングを支えてきた従来の機能にも注目です。
クォドラトラックⅡやセレクテレインシステムなど、おなじみの機能がどこまでブラッシュアップされるのか…。
街中を走るだけではグランドチェロキーに備わる全ての機能を使い切るのは難しいですが、一歩都会を離れて自然の中を走ればその性能に驚かされるはずです。グランドチェロキーがどんなに綺麗に着飾っても元々はオフロードカー「Jeep」です。その遺伝子は必ず組み込まれておりオフロード走破性能もかなりのポテンシャルを秘めているのです。
そんなJeepの遺伝子がしっかり引き継がれることを願いたいですね。
新型グランドチェロキーと新型グランドワゴニア。
じつは新型グランドチェロキーの発表時期には、あの「新型グランドワゴニア」も登場するようなのです。
グランドワゴニアといえば、ぼくが一度本気で乗り換えようと思った車です。(もちろん古いやつ)そんなグランドワゴニアが同時期に登場するなんてJeepもやってくれます…。
情報によると新型グランドワゴニアと新型グランドチェロキーはプラットフォームを共有するということなので、それぞれの車の特徴や違いを比べるもの面白そうですね。(二台とも実物持てたら最高だけどな!)
「グランドチェロキー」フルモデルチェンジの続報を待て。

まもなくやってくるグランドチェロキーのフルモデルチェンジ。
ここ数年でラングラーのフルモデルチェンジやらグラディエーターの発売やらで世界中の注目を集めているJeepですが、その勢いはまだまだ続きそうです。
本当に個人的な感想ですが、ダウンサイジング化や欧州自動車メーカーとの経営統合など「最近のJeep」にやや寂しさを覚えつつも、新しく変わろうとするJeepに大きな期待をしたいと思います。きっとぼくたちをビックリさせてくれるようなカッコイイ車をつくってくれるでしょう!
そしてJeepフラッグシップモデルとしての新型グランドチェロキーの発表を待ちましょう!
では!