おみそです。
アメ車関連の記事を書いておりますが、徐々に読んでくれる人が増えてきて嬉しい限りです。
現在ぼくはジープの「グランドチェロキー」に乗っておりますが、通勤や買い物・キャンプなど「我が家の足」として毎日頑張って走ってくれています。
「アメ車なんて休日にちょっと乗るもの」…なんてイメージを持っていませんか?
いやいや。そりゃ、何台も車を持てるような財力があればセカンドカーとしての「高級アメ車」に乗りたいもんですが、一般庶民ですからそうはいきません。
でも「どうしてもアメ車に乗りたい!」と思って買ったグラチェロ。日常の普段使いにはちょっと贅沢な気もしますが、人を乗せたり荷物を載せたりと、ちゃんと「乗用車としての使命」を全うしてくれています。
今回はそんなグランドチェロキーの内部、リアシートのシートアレンジに焦点をあてながら、各シートとラゲッジスペースの紹介をしていきたいと思います。
目次
ぼくの乗っている2011年グランドチェロキー。

ぼくの乗っているジープ「グランドチェロキー」は4代目の2011年モデル(WK)です。
グレードは「リミテッド」。エアサス付き。
車の「2011年」はまだ新しいような気もしますが、8年も経てば様々なところに劣化や汚れ・傷が目立つようになります。目に見えないところでも何らかしらの不調や故障は出てくるかもしれません。(幸いにも今のところ何の故障もないですが。)
4代目WKモデルが登場してから何度かマイナーチェンジはしておりますが、大幅な変更はなく、現行モデルと大差はないと言って良いでしょう。
インテリアのデザインや質感は現行モデルよりもやや時代を感じさせるものはありますが、木目パネルやレザーシートは今でも高級感を感じさせます。
今回は機能や内装ではなく、シートの使い方・アレンジについてご説明します。
運転席と助手席(両方パワーシート付き)。
グランドチェロキー(WK)の運転席と助手席をご紹介します。
グレードにもよりますが、ぼくの乗っているリミテッドは運転席、助手席ともに「パワーシート」を装備しております。これくらいの車であれば当たり前かもしれませんが、やっぱり付いていると便利です。
他にもいろいろ付いています。
運転席

あんまり足元ジロジロ見ないでよ!
まずは運転席から。
写真を見てお気づきの方もいるかもしれませんが、とにかく「汚い」!!!
ごめんなさい…。田舎で乗っていると草や泥が入ってくることが多く、足回りはどうしても汚れやすくなります。ブログのために綺麗にすれば良かったんですが時間がなくてそこまで手が回りませんでした。
運転席にはパワーシートが付いており、前後スライド、リクライニング、シート上下、座面部の角度調整が可能です。細かく調整できるので、身体にあったドライビング姿勢を保つことができます。

また、ランバーサポート機能(丸いボタンみたいなやつ)も付いているので背骨に当たる面のふくらみを調整して自然な曲線で座ることができます。これらを上手く使えば、腰への負担も軽くなり、長距離の運転も楽になります。
リミテッドにはシートヒーターも備わっているので、寒い間は重宝します。
さらに、運転席にのみ運転席のメモリーシート機能が付いており、自身で設定した2つのシート位置をボタンで記憶して、ボタンを押すと自動で設定した角度に調整してくれます。

夫婦二人で車を運転するときなど、運転手が入れ替わることがある場合には、自分のシート位置を記憶させておけば、乗るたびにいちいち調整しなくて済みます。
助手席

次は助手席です。家族で出かけるときくらいしか人が乗らないので運転席よりも綺麗ですね…。
助手席にも運転席同様、パワーシートとランバーサポート機能が付いております。

助手席側にはメモリーシート機能はついておりません。
意外と広い2列目リアシート。
グランドチェロキーの2列目シートのご紹介です。

別記事でふれていますが、世の中のニーズもあり今後のジープのラインナップにも「7人乗り」が出てくるかもしれませんが今のところグランドチェロキーは「5人乗り」です。
そんなグラチェロの2列目は「狭いんじゃないか?」と思われるかもしれません。
確かにミニバンやハイエースなどに比べると室内空間は限られますが、以前、人を乗せたときに「意外と広いんだね。」と言われたことがあります。そうなんです。意外と広いんです。
グランドチェロキーもアメ車SUVのひとつですから、ボディサイズも国産車よりわずかに大きいです。それに伴ってか室内の空間も余裕がある造りになっている気がします。
リアシートのリクライニング機能

グランドチェロキーのリアシートにはリクライニング機能(手動)が備わっています。
座面部側面にあるレバーを引くとロックが解除され、4段階くらいにリクライニングを調整できます。


奥がほぼ垂直、手前が一番倒した状態。
この後のシートアレンジでも説明しますが、リアシートは60:40の分割式になっており、倒し方によってさまざまな使い方ができます。
リアシートには運転席・助手席同様、シートヒーターが付いております。しかし、パワーシートではないため、前後のスライドはできませんし上下調節もできません。ランバーサポートもありません。
2列目のシートアレンジ
グランドチェロキーの2列目(リアシート)は60:40分割可倒式です。
大きな物や長いものを載せたり、キャンプや車中泊の時などは2列目を倒してラゲッジスペースを拡張して使います。
6:4で分かれているリアシートをどちらか倒して使うもよし、全部倒して使うこともできます。


シートアレンジして車中泊は可能か?
グランドチェロキーのリアシートを倒せば、かなりのスペースが生まれます。
ここに寝袋や布団を敷けば車中泊も可能です。

折りたたんだシート部分はやや斜めになっておりますが、特に気になるものでもありません。気をつけたいのはシートとラゲッジスペースの境目部分。フルフラットになるようにプレートでカバーされていますが、この上に直で乗ったり大きな負荷がかかれば破損してしまうかもしれません。

このスペースに直で寝転がることは少ないと思いますが、車中泊の際などはしっかりマットを敷くようにしてください。
奥行きは168cmの大人が足を伸ばして寝られる程度。180cm以上ある人はグランドチェロキーでの車中泊は窮屈かもしれません。(そんな人はもっと大きい車で寝なさい。)横幅は大人二人が寝そべっても余裕があり、車中泊にはちょうどいいくらいです。

ゴメンナサイ。あまりにも暑かったんでナマ足です。
高さはマットや寝袋を敷いていなくて、168cmの男が上体を起こして座れる程度。(頭は天井についていない)座る場所にもよりますが、そこまで窮屈さは感じられませんでした。
ラゲッジスペースの装備

他に、ラゲッジスペースに備わっている装備を紹介します。
「DC12V電源」…普段はなかなか使うことはないですが、車中泊の時には重宝しそうです。

「充電式懐中電灯」…これも使う機会はほとんどないですが、暗闇でのちょとした探し物の時などは使えるかもしれません。ただし、そこまで光が強いわけではありませんので、ちゃんとした懐中電灯を購入することをおすすめします。


おわりに
2011年モデルのグランドチェロキーの各シート&ラゲッジスペースをご紹介しました。
ジープは唯一「日本で多く見かけるアメ車」です。最近のキャンプ人気もあってジープに買い替えを検討する人が増えています。
グラチェロは今のところマイナーチェンジを行っているだけなので、この2011年モデルと現行モデルはほとんど変わらないです。新車でも中古車でもご購入の際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
他にもグランドチェロキーについての質問があれば、ツイッターでも問い合わせフォームからでもお気軽にお問い合わせください。グラチェロオーナーとしての生の意見をお聞かせします!
それではまた!