みなさん、こんにちは! おみそです。
「田舎暮らし」と聞いて、みなさんはどんな生活を想像しますか?
コンビニもスーパーもなく、信号機も無いような山奥の秘境で、ほぼ自給自足の生活をする。村の真ん中を通る、唯一舗装された道は軽トラが通るくらい。すれ違う人はみんなお年寄りで、世間話が始まるとあっという間に1時間すぎてしまう。パソコンやスマホとは無縁の世界。ましてやブログなんて…。
こんな感じでしょうか?
ブロガーなら誰しもが憧れる「神」のような存在、有名ブロガー「イケダハヤト」さんは本当に上記のような暮らしを選んで生活しているようです。その突き抜け方、素晴らしい…。
ぼくは元々の生まれが千葉県君津市の田舎で、このたび「家を継ぐ」という大義名分を掲げて東京での夢を諦め、逃げ帰ってきたわけでございます。詳しくはコチラ→田舎暮らしの新米パパ!おみそのプロフィール。
なので、生まれ育った土地に帰ってきただけなので、とくに何の不自由も不便も感じません。
ただ、東京での一人暮らしの経験と、田舎の実家での暮らしを比べてみて「やっぱり田舎っていいな。」「俺が住んでるところってすげースペック高くね?」と思ったので、東京暮らしに疲れた人や田舎暮らしに憧れを抱く人の参考になればと思い、程よい田舎暮らしの魅力を書いていきます。
「ほどよい」田舎暮らしとは?
ぼくの住んでる千葉県君津市は田んぼと低い山々に囲まれた自然豊かな農業地域です。
かといって高い山はそれほど無いため、山道を通り少し峠をこえればすぐに都市部に出られます。
ぼくの住んでる地区にはコンビニはもちろん、スーパーもあるし薬局もある。コインランドリーだってあります。ただし、お店自体少ないので、高確率で近所のおばちゃんや勤務先の人、同級生などに遭遇します。
隣町の木更津市は東京湾アクアラインが開通し、房総半島への玄関口として活気づいています。うちの近くにも高速のインターができ、近くには近代的な「道の駅」もできました。おかげで休日や大型連休のときにはそこらじゅうに品川ナンバーや横浜ナンバーなど、都内からの車がたくさん走っています。どれもピカピカの高級車じゃ!
幼稚園や保育園、小学校・中学校もありますし、ちゃんとした行政機関もあるので、ほとんどの行政手続きは都市部の市役所に行かなくてもできちゃいます。
これらと対比して、うちの周りには悠然とした里山の風景と、そのふもとには田んぼが広がり、晴れた日には青空と合わせて緑と青のコントラストが美しいこと!!(子供の頃はそんなこと思いもしなかった。。。)

近所の田んぼ
トコトコ走る軽トラもあれば、道を塞ぐトラクターも走ってるww
おじいちゃんおばあちゃんの話す言葉はなまりが強く、ぼくらでも聞き取りづらいwww
苦労することもあるけど、そんな昔ながらの「田舎らしさ」も充分に感じられながら、高速道路の開通で都会の風が活気を運んでくる。いろんな側面を持ち合わせてるのが「ほどよい田舎」、君津市の魅力かもしれません。
全然不自由を感じない!
それは自分が生まれ育った場所だから!…かも知れないが、「ほどよい田舎」であれば、自然に囲まれながらでもいたって一般的な生活を送れます。
ぼくの同級生には「地元にはかえらねーよ!不便じゃんww」とか言う人も多いのですが、ぼくはぜんっぜんそんな気しないのです。
車で30分山道走れば、都市部に出るし、日用品の買い出しは近所のスーパー・薬局で十分だし、高速インターもあるんだから、気が向けば東京に買い物行ける!
そりゃ自分が年をとってからは「大きな病院が遠い」という1点において不便と感じるかもしれないが、その頃には「ドクターヘリ」やら「遠隔治療」も普通になってるだろうよww
庭だって広く使えるし、畑で野菜も取れる!夜は虫の鳴き声の子守唄。
都会で戸建て持っても、窓を開けたら「お隣さんこんにちは」なんて距離、戸建ての意味無いですもんww
満員電車に揺られるものこりごりだし、車を停めるにしても、都会はバカ高いコインパーキングか路上駐車して駐禁きられるか…。田舎は、怒られなければどこに停めてもいい!!!
都会で勝ち組になるには東京に生まれてないと。(=東京はやっぱり地主が強い!!)
結構ビジネスチャンスはたくさんある!!
「田舎には仕事がない」とか「田舎じゃ稼げない」と思ってるアナタ!!!
全然間逆ですww
田舎のほうが意外と独立や起業、自営業など、ビジネスをやるのには良い環境が揃っています。
飲食店で考えてみましょう。
都内だと…
・店舗を借りなければいけない。(バカ高い賃料が取られる。)
・競合店が多い。(客が集まる場所にはもちろん競合店は何軒もある。)
・内装費もばかにならない。(こだわればこだわるほど高くつく。)
・味にうるさい客、クレーマー、めんどくさい客が多い?(場所によるか…。)
もちろん、大成功を収めているお店もたくさんあると思いますが、「東京で自分の店を持ちたい!」と思っていても、都内ではお店は持てたとしても「経営を続けていくこと」が大変なんです。ぼくもそういう厳しい状況のオーナーさん達をたくさん見てきました…。
これを田舎でやろうと思うと…
・店舗は借りるが賃料が安っ!!
・空き家の古民家などを利用すれば、「場所」と「雰囲気」を同時に手に入れることができる。
・田舎にはお店が少ない。(山奥に行けば行くほど競合店はいない。民家もなくなるが…。)
・内装費も都会に比べ割安。(職人の人件費(人工)の相場が都内より割安のため。)
・田舎の店に来る客は「のんびりしに来てる客」が多いため、ちょっとやそっとじゃクレームにならない。
・料理の味だって、べらぼうに旨くなくても自然の中で食べれば3割り増しで美味しく感じる。(味にこだわり、旨いに越したことは無いが。)
・料理の材料が無償で手に入りやすい。(畑やご近所さんからの差し入れが期待できる。)
以上の点を考えると、都会より田舎のほうが「自分の店」を持つのには魅力的な条件が揃っているのである。
実際、ぼくの住んでる君津市にも山奥やら民家の一角やらにおしゃれなカフェやピザ屋がある。それがまた素敵な雰囲気で料理も美味しいのである。
「ちょっと待て!人が少ない田舎じゃ集客できんから都会なんだろ!」と思ったアナタ!!!
今は2018年ですよ?もうすぐ2020年ですよ?
ドコモの「iモード」がすげー!と思ってたあの頃から何年たったと思ってるんですか!
文明はぼく達が追いつけないスピードで日々進化していってます。
今はSNSが情報社会の大部分を占め、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムなど、様々な方法で情報を拡散してくれます。要は「口コミ」です。しかも一般の人が「私のお店のために」自分達から営業活動を行ってくれるのです。
そういう人達は「人とは違う情報」を希少視し、田舎だろうが山奥だろうが、そこにSNS映えするお店・料理があれば来るんです。
そして日本人という人種は、世間で「いいね!」と騒がれているお店には行ってみたくなるのです!!
そう!「田舎だから客が来ない」という時代はとっくに終わっているのです!!
これからの「田舎」
これからの「田舎」は、田舎の良いところを残しつつ、都会の便利さも少しづつ取り入れてくると思います。
ネット環境がさらに広がり、どこでもネットがつながる。
運送業者もどんどん「ドローン」や「AI」を取り入れ、どんな秘境でもアマゾンで頼んだ商品が届く。
若者の価値観が変わり、田舎での暮らしを憧れるようになる。
AIが一人暮らしのお年寄りを見守る。
これからの田舎はいろいろな可能性を秘めていると思います。
ぼくの住んでいる君津市みたいな「ほどよい田舎」は全国にたくさんあると思います。
田舎暮らしに憧れるけど、一歩が踏み出せないでいる方、もっともっと山奥の秘境に住んでみたい!という方も、まずはお近くの「ほどよい田舎」を訪れて、どんな場所かみてみてください。
素敵な魅力を発見できるかもしれません。
もし君津市に住みたい方は、ぼくにご相談ください。いいスポットたくさんありますよww
あー…。
ブログやりながら、久石譲のアルバム聞いてます。いいですね。。。