おみそです。
「お・ひ・さ・し・ぶ・り・ねぇ~~!」(ドラマ「半沢直樹」より黒崎検査官風)
いやぁ~ほんとまた更新が空いてしまいました。全国、いや全世界でぼくのブログを楽しみにしてくれている方には本当に申し訳ないのですが、まぁこのしょうもないマイペースについてきてやってください。
最近はドラマ「半沢直樹」にどっぷりハマっておりまして、一週間のうっぷんを直樹の「倍返し」で晴らしている感じです。この記事がアップされるころにはもう最終回を迎えているでしょう。
「1000倍返しだ!!!」
さて、今回は80周年を迎える「Jeep」がスペシャルエディションを発売するらしいのでちょっと調べてみたいと思います。
目次
Jeepが誕生80周年の記念すべき年を迎える。

画像:Jeep
FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)グループのJeep「ジープ」ブランドは2021年で誕生80周年を迎えます。
その80周年の記念モデルとして現在ラインナップされているすべてのモデルにおいて、特別仕様車が発売されることになりました。これまでも節目節目の年でスペシャルエディションが限定販売されてきましたが、先が見通せない現代社会において80周年という年を迎えられたことは素晴らしいものであり、今回の特別仕様車もまた価値ある一台となりうるはずです。
最近では日本の道路のあちこちでジープの車を見かけるようになり、「輸入車なんて維持費が…」とか「アメ車はすぐ壊れる…」などのマイナスなイメージはどこへやらで順調に販売台数を増やしているようです。
ぼく自身も「コレだ!!」と決めてグランドチェロキーに乗り始めてからまだ数年しか経っていませんが、今もなおジープオーナーでいられることを嬉しく思います。そして80周年を心からお祝いしたいと思います。
それでは今回の80周年記念特別仕様車をそれぞれのモデルで見ていきましょう。
80周年スペシャルエディション特別仕様車
現在、ジープのラインナップにはコンパス、レネゲード、チェロキー、グランドチェロキー、ラングラー、グラディエーターの6つのモデルがありますが、そのすべてに80周年特別仕様車が設定されます。
ボディ全体を「Granite Crystal」というグレー色でまとめており、シックかつ力強い印象の見た目になっています。それに加えて各モデルごとに特別装備がいくつか施されるようです。
コンパス

画像:Jeep
レネゲードより先に登場していた「コンパス」はジープのコンパクトSUVとして人気がありました。パトリオットの流れを継いで作られたコンパスは、大きなアメ車や本格的な四駆に抵抗があるような層へのニーズをうまく汲み取り、悪路も街乗りもいけるSUVとしてポジションを確立しています。
現行コンパスのフロントの顔つきはグランドチェロキーの顔つきそのもので、小さいグラチェロといった印象があります。悪路走破性能はグラチェロやラングラーには劣りますが、街乗りとしてスマートに乗りこなす感じがカッコいいと思います。
80周年記念モデルではレザーシート、電動調整式ドライバーズシート、自動防眩ルームミラー、リモートスタート、インテリアのピアノブラック加飾が特別装備として備わっています。
レネゲード

画像:Jeep
2015年から販売開始された「レネゲード」。比較的新しいモデルですが、日本や欧州、世界でコンパクトSUVの需要が高まる中で投入された新しい時代を象徴するジープのモデルだと思います。それまで「アメ車はデカい」「ジープは無骨で男のイメージ」といった印象が誰が言わずともなんとなく漂っていましたが、このレネゲードはジープの伝統を引き継ぎながらもイマドキのエッセンスをしっかり取り込んだモデルではないでしょうか。
少し丸みを帯びたフォルムと一目でジープとわかるセブンスロットグリル、ジェリー缶をモチーフにした「×」印をところどころに配置したおしゃれなデザイン。ハイセンスな人が多い欧州エリアでの人気はもちろん、日本でも人気があります。とくに女性からの支持も意外と多く、「おしゃれにカッコよく、そしてちょっと可愛くジープを乗る」という感じがウケたのでしょう。
80周年記念モデルでは特別装備として運転席&助手席独立温度調整式オートエアコンがつくそうです。
チェロキー

画像:Jeep
ジープ好きにはこの「チェロキー」が好きな人も多いはず。現行モデルはもちろん、XJチェロキーやワゴニアルックの初代チェロキーなんかも時代を超えて長く愛されています。⇒今、XJチェロキーがアツい!!おしゃれでカッコイイ四駆が復活!しかもお手頃価格!?
ガッツリとオフロードを楽しんだり、キャンプやアクティビティを楽しみたい人にとってはチェロキーはよき相棒になってくれるはずです。4WDシステムにはアクティブドライブⅠ、アクティブドライブロック、セレクテレインシステムなどを採用し悪路走破性能も抜群です。思い立った場所へ向かうのも、思いがけない悪路を走るのもなんの躊躇もなく進むことができるでしょう。
ぼくが好きなオーバーランダー達の中にはXJチェロキーをオーバーランディング用にカスタムして車旅をする人も結構多くいます。あのスクエアボディがカスタムにより向いているようです。
80周年記念モデルではプレミアムレザーシート、電動調整式フロントシート、運転席&助手席独立温度調整式オートエアコン、リモートスタート、パノラマサンルーフが装備されます。
グランドチェロキー

画像:Jeep
このブログではさんざん出てきておりますが、ジープのフラッグシップモデル「グランドチェロキー」です。アメリカではミッドサイズSUVに分類されるグラチェロですが、日本で乗ればまぁまぁデカい車になります。最近では7~8人乗りのSUVも各メーカーから出ているので、それほど大きさの差はなくなりましたが、奥さんの軽自動車乗った後だとその大きさをあらためて実感します。
ボディが大きいぶん扱いも大変かと思いきや、慣れると日本の道路でも十分走れるし、走り出しやカーブの動きも悠々とした感じです。オフロード性能ではクォドラトラックIIやセレクテレインシステム、エアサスペンションが装備されているので大抵の道なら難なく走れちゃいます。ぼくもアメ車でも入れる林道や山道を探しては攻めています。
グランドチェロキーにはSRT8やトレイルホーク、トラックホークなどのハイパフォーマンスモデルもあります。そろそろグラチェロもフルモデルチェンジするのではないかと言われているので、次期グラチェロがどんな車になるのかとても気になるところです。⇒グランドチェロキーのフルモデルチェンジは2021年!?最新機能や仕様をまとめ予想。
80周年記念モデルではレザーシート、先進安全装備群「ProTech IIパッケージ」(衝突被害軽減ブレーキ、レーンキープアシスト付きアダプティブ・クルーズ・コントロールなど)が装備されます。
ラングラー

画像:Jeep
ジープといえばこの「ラングラー」ですよね~。ジープの代名詞、四駆・オフロードの代名詞といっても過言ではないでしょう。世界中のオフローダー、冒険家、オーバーランダーから愛され、日本のキャンプ場でも見ない事がないです。それくらい大人気で売れているモデルということです。
最近ではフォードの「ブロンコ」がブロンコファミリーとして復活、ラングラーのポジションを揺るがそうとしています。使い勝手やオフロードとの親和性、ルックスもラングラーとブロンコではどうしても重なる部分が出てきてしまいます。(買う側としては選ぶのが大変ですが)ただ、長い歴史のなかでもほとんど変わらないラングラーのルックスのように、ジープに80年流れ続けているスピリットは決して真似できません。ラングラーにはラングラーの、ブロンコにはブロンコの良いところがあり、互いに切磋琢磨していく存在になっていくことでしょう。
80周年記念モデルではボディカラー同色のフェンダーフレア、リモートスタート、専用デザインのフロアマットが装備されます。
グラディエーター

画像:Jeep
世界中のファンから熱烈なラブコールを受けて2018年に復活した「グラディエーター」。初代グラディエーター以降、ジープはピックアップトラックの開発を手掛けてきませんでしたが、アメリカ自動車業界全体におけるダウンサイジング化やミッドサイズトラック需要の高まりからついにグラディエーターの復活が実現しました。
ラングラーのプラットフォームをベースとしているため、見た目はラングラーそのものですが、荷台があるぶんホイールベースが伸び、全体的にラングラーより大きいフォルムになっています。
日本でも某アメ車ディーラーがこのグラディエーターを扱っているため、そろそろ街で見かけてもいい頃なんじゃないかな…なんて思っていますが、まだお目にかかれていません。このコロナ禍のキャンプ特需?に乗っかって、どこかのキャンプ場で荷台に道具をたくさん積んだグラディエーターと出会えるかもしれませんね。
アメリカでもグラディエーターの荷台にルーフテントやキャンプギアを積んだオーバーランダー達が多くなっているようです。やはりジープのピックアップトラックってアメリカ人にとっては何か特別な思いでもあるのでしょうか。
グラディエーターの80周年記念モデルではラングラーと同じ特別装備がつくようです。
気になる車が次々登場する中、ジープはどこまで販売台数を伸ばせるか。

画像:Jeep
80周年記念モデル、どれもカッコいいですよね。できることなら全部乗りたい。全部所有したい…。
最近では先述したフォードの「ブロンコ」の復活や各自動車メーカーのピックアップトラックのモデルチェンジ、ジープにおいては「グランドワゴニア」の復活と個人的に気になる車がどんどん出てきています。車なんて我々庶民ではしょっちゅう乗り換えるようなことは難しいですが、ちょうど買い替え時期の人や新しく車を購入しようとする人は選び放題でしょう。逆に選ぶのが難しいかもしれません。(日本で買える車は限られていますが…)
そして今はオフロードも「EV化」の時代に入ってきています。あの「TESLA(テスラ)」も驚異的に影響力を伸ばしているし、本当にオフロード界もEV車に席巻されてしまうかもしれません。現にジープも初のプラグインハイブリットモデル「4xe」を発表していますし、ジープ全モデルがEV化になるのも時間の問題かもしれません。それでもジープが長い歴史で貫いてきた「道なき道を行く」というアドベンチャースピリットはこれからの車作りにも活かされていくことでしょう。
そして今後ジープがどこまで大きくなっていくのか、どんな車を生み出すのか、期待しながら見守っていきたいです。
100周年記念の時、ぼくは何者になっているんだろう…。

画像:Jeep
ジープが100周年を迎えるころ、いったいぼくはどうなっているんでしょうね。日本は、世界はどうなっているんでしょう。コロナは落ち着いているんでしょうか。スーパー台風が来ても負けない日本でいられているでしょうか。深刻化する環境問題に光は差してくるんでしょうか。
今から20年後、世界はまた全然違う姿になっていることでしょう。ぼく自身も、みなさんも、きっと今とは何かしら違う自分になっているはずです。それは良くも悪くもかもしれませんが、変わるものがあっても決して変わらないものも持ち続けていたいですよね。大切なもの、大切な人、大切な場所、大切な思い…。あの7スロットグリルのように…。
なんだか最後はうまいんだかヘタなんだかよくわからない締めくくりになりましたが、ジープの80周年をお祝いすると同時に、なんだか色々考えちゃいましたよ。
まぁ生きていればなんとかなる!生きていれば!(半沢直樹のセリフでも出てきたし)
明日も元気で生きましょーーー!!(大丈夫。鬱とかじゃないよw)
では。