仕事の愚痴?いえいえ、これからの介護業界を憂えているのです…。

介護

おみそです。

 

いやいやいや…、最近は「週刊」カメレオンブログみたいになっており更新も週1回程度でしたが、十日も空いてしまいました。世の中のブロガーやYoutuber達は毎日必死に更新しているというのに、なんとも甘ちゃんなぼくちゃんです。

 

でもでもこのCHAMELEON BLOGもちょっとずつ成長しているので長い目で応援してやってください。(ブログ運営記録も久しぶりに書きますね)

 

さて、長梅雨で不安定な天気が続き、テレビをつけても明るいニュースもない。こんな日が続くとホント気が滅入ってしまいますよね。ぼくもここのところ「本業」がバタバタしていて疲れが取りきれません。

 

本業とは何を隠そう「介護福祉士」なのですが、バタバタと仕事をしている毎日の中でちょっと業界の未来に対して心配事が多くなってきたのでここにまとめさせてください。まぁ、介護業界の未来に対しての不安なんてずっと前からありますし、それがどんどん現実問題として起きてきているだけなんですが、現場で働く身として切実に感じることがあったので書いておきます。

 

眠さマックスで書きなぐった記事なのでところどころ読みづらい、おかしな表現などあると思いますがご容赦くださいませ。

 

愚痴じゃないよ。特別養護老人ホームの厳しい現状。

ぼくは現在地元の特別養護老人ホームに介護福祉士として勤めていますが、現場の雰囲気や仕事の大変さがここのところ変わってきているので、まずはそこからご説明したいと思います。

 

慢性的な人手不足

これは介護業界の一番の課題ですが、うちの施設もやはり慢性的な人手不足に陥っています。田舎の施設だからなおさら就職希望者は少ないのでしょうけど、人がいないのが当たり前すぎて人手不足という危機感さえ薄れています。

 

ぼくが働いているのはユニット型のフロアで基本的に10名の利用者を一人で見ます。そこに日勤さんやパートさんが加われば少しは楽になりますが、人手不足だと毎回そうはなりません。一人で10人をみるのなんて一見「大丈夫そうじゃん!」と思うかもしれませんが、介護度が重い10名の利用者が揃うと本当に大変なんです。

 

コロナの影響で毎日全員検温する。午前中のティータイムには利用者それぞれの好みや嚥下状態に応じたトロミをつけた飲み物を提供する。飲み物も一人で飲めない人もいるので介助して飲ませる。(脱水予防のためなるべく飲んでもらう)ティータイムが終わればコップを洗って昼食の準備。お茶を入れて薬の確認をしてお粥やごはんをよそっておく。その間にもトイレの訴えで誘導したりパソコンの入力作業をしたり、全介助の人を離床させたり…。

 

昼食が終わればコップやおはし・スプーンを洗って、エプロン洗って、オムツ以外の人はみんなトイレ誘導して、パソコン入力して、テーブル拭いて床掃除して…。職員の休憩時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。自分のご飯なんてかき込んで終わり。10分瞑想?したら午後からお風呂です。

 

こうしてあっという間に一日が終わり、一息つく暇や利用者とゆっくりお話する時間なんてないのです。「業務をただこなす」だけで精一杯なんです。職員の人数と仕事量・業務量に差がありすぎるんです。

 

仕事量・業務量が多すぎる。

介護福祉士といってもただ利用者さんの生活のお世話をするだけじゃありません。求人広告の写真にあるような優雅な笑顔で利用者の方を支え、手を引いているイメージとは全然違います。

 

利用者に直接関わる移乗や排泄介助、入浴介助などの「直接介護」以外にもパソコンの入力作業や掃除、食器の準備、洗濯物たたみ、ベッドメイク、誕生日会やイベントの準備、個別援助計画書の作成、委員会の仕事など…。間接的な仕事、業務が驚くほどたくさんあるんです。

 

もっと細かく言えばシーツのしわをのばすことからティッシュやトイレットペーパーの補充、洗剤の補充、カレンダーめくり、献立の記入、麦茶を作るなどなど。そこにコロナの感染拡大防止の消毒作業や検温作業が追加になり、もう現場はてんてこまいなのです。

 

介護度が重い利用者が増えている。

うちの施設は介護度が重い利用者を優先的に受け入れています。だから利用者全体の介護度が重くなり、必要な介助・介護も必然的に多くなります。

 

それでも少し前、ぼくが入社したてのころはまだ「手のかからない利用者」も多くいた気がします。しかしそれがだんだん「手がかかる利用者」が増えてきているようにも思うのです。

 

認知症、片麻痺、精神疾患、とにかくこだわりが強い人。

 

ただでさえ職員の数が少ないのに、利用者ひとりにかける労力と時間が多くなり、ユニットが回らなくなってしまうのです。

 

もちろんぼくたち職員も「どうしたらこの人のより良い生活に繋がるか」を考え、支援方法や声掛けのアプローチ方法など検討し試行錯誤しています。それでもすべてがうまくいくわけ無いので職員がどんどん疲弊していくだけになってしまうのです。

 

これから問題がもっと顕著になっていく。

こんな状況の中で毎日なんとか仕事をしていますが、ふと「これから先はもっとヒドくなるんじゃないか」と心配になってしまうのです。

 

時代の流れや人類の進化、生活水準の向上、いろいろなことが原因として考えられますが、これらは避けて通れない「必ず来る変化」なんではないかと思います。

 

さて、その変化とはなんでしょうか。

 

認知症の利用者が増える。

これは現在進行形で増えているんでしょうけど、うちの施設でも認知症の利用者は8~9割を占めます。軽度~重度さまざまですが、みなさん何かしら認知症の症状を抱えています。まぁだからこそ特養に入ってきているのですが…。

 

同時に精神疾患のある人も増えてくるでしょう。いまも鬱や精神に何かしら問題を抱えているお年寄りもすくなくありません。夜間に突然「ドロボー!!」と大声を出したり、人格が昼と夜で全然違う人、ひきこもりのように自身の居室から出てこない人…。

 

認知症重度の人や精神疾患のある利用者はどうしても手がかかるため、今後の介護業界は本当に大変になっていくと思います。(今よりさらに)

 

背が大きい人、体重が重い人

こちらも最近感じるのですが、だんだん背が大きいおじいちゃんや太っているおばあちゃんが増えてきているなという印象があります。昔に比べて食べ物に困ることもないでしょうし、甘いものやカロリーの高い食事も増えているのでいくら後期高齢者といえどもそれなりにしっかりした体つきの方が多くなるのも仕方ありません。

 

ぼくの「おじいちゃん、おばあちゃん」は小さな身体で手足もやせ細っている体型のイメージが強いのですが、最近のお年寄りは背も高いし肉付きも良いのです。おかげで車椅子への移乗やオムツ交換が大変です。

 

こだわりが強い人、意見を持った人が増える。

介護度が高い人は認知症も重度でこだわりや意見を持つようなイメージはあまりありませんでしたが、「個性が尊重される時代」を生きてきた人が利用者の年齢になると、ボケていても自分のこだわりや意見を強く持つ人が増えてくるはずです。

 

いまの施設にも自分の意見を強く持った人(悪く言えばワガママな人)がちらほらいますが、今後の介護業界にはもっと多くの個性豊かな利用者が増えることでしょう。

 

またパソコンやスマホを操作する人、SNSやブログをやっているおじいちゃんおばあちゃんなんかも自然と出てくるはずです。何年先のことかわかりませんが、こうしてブログを書いたり見ているぼくら世代もいずれは後期高齢者になっていくのです。

 

施設内を動画にとってYoutubeにアップする人もでてくるのではないでしょうか。

 

人手不足解消?ロボットやAIを駆使する時代。

この先もまだまだ介護業界の「人手不足」問題は解消されずに長引くでしょう。しかし技術の進歩によりロボットやAIを使った介護が現実的になってくるかもしれません。そうなれば職員の人数は最低限でもロボットやAIのちからで利用者にこれまでと同様、それ以上のサービスを提供できるでしょう。

 

ただどうしても人の手でないと駄目な仕事やアナログのほうが良い業務もあるかもしれません。ぼくたち現場で働く人間はいまのうちから将来にどのような働き方や業務精査ができるか考えるべきでしょう。

 

なんだかんだ言ってもいまの職場は働きやすい。

人手不足の問題や介護度の問題、業務過多の問題など並べてきましたが、いろいろ考えるといまぼくが働いている施設はだいぶ働きやすいです。

 

職員がいなくてもちゃんと休日はくれるし、給与体系や福利厚生はしっかりしてるし、職場の人間関係も良好です。これまで東京でブラック企業の不動産屋や建築会社に勤めてたときのことを考えると、今の施設がいかに「ホワイト」かがわかります。

 

そりゃ毎日大変だし疲れるけど、そういった面ではこの施設は恵まれていると思います。

 

また明日からも頑張ろう!!

はじめから終わりまで仕事の愚痴みたいになっちゃってスミマセン…。でもここに書いたことは本当に自分が仕事をしながら感じたことです。

 

ぼく自身、まだ介護福祉士の資格をとって間もないですが、それでも毎日いろいろ考え、感じながら働いています。何十年とこの業界で働いている先輩方がみると「おいおい、なに言ってるんだ!」と怒られそうでもありますが、ぜひ温かい目で見てやってください。

 

流れていく時代、変わっていく時代の中で、介護施設・介護業界も変わっていかなけれならないと思うのです。

 

ぼくもいろいろ考えます。

 

では。

 

 

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