グランピングに続く新しいキャンプスタイル、オーバーランディングが日本上陸。

夜空をバックに車の上に立つ人 オーバーランディング

おみそです。

 

みなさん、「オーバーランディング」ってご存知ですか?

 

Overland(オーバーランド)= 陸上の、陸路の、大陸横断の旅

 

…という意味です。

 

アメリカやオーストラリア、ヨーロッパなどで人気となっている旅のスタイルの一種で、広大な大陸を四輪駆動の車やトラックにテントやキャンプ道具を積載し、2ヶ月~3ヶ月、または1年以上かけて旅をするのです。

 

広大な砂漠や荒野、アップダウンの激しい山道や林道などを越えていきながら、日が暮れればキャンプが出来そうな場所を探して野営するといった感じです。

 

動画:Lifestyle Overland

 

海外らしい旅のスタイルですが、この日本でもこれからオーバーランディングスタイルのキャンプや車旅が流行ると思いますので、一足先にその魅力をお伝えします。

 

旅の相棒!オーバーランド仕様に改造された四輪駆動の車たち。

なんといっても大陸横断の旅には車は欠かせない存在です。

 

ほとんどのオーバーランダー(オーバーランディングで旅をする人達)は四輪駆動のクロカンや、ピックアップトラックに乗っています。

 

 

中にはキャンプ道具を積載したトレーラーを牽引して旅する人もいますし、大きなバスみたいな車を改造して、20~30人規模で旅するオーバーランディングもあります。

 

よく見るのはやはりJeepのラングラーやランドローバー、米国トヨタの4runner(北米版ハイラックス)、タコマ、タンドラ、ランドクルーザーあたりでしょうか。

 

オフロードの代名詞でもあるJeepと、海外でも絶大な信頼を集めているトヨタの車が多いようです。トヨタ車は故障した際の部品の調達もしやすく、海外でも修理が出来るエンジニアも多いという面があるようです。

 

動画:Lifestyle Overland

それぞれ長旅とキャンプに備えてさまざまな装備を車に施します。

 

ルーフトップテントと呼ばれる車の屋根に載せるテントを設置したり、荷台からキッチン設備が引き出せるような装備があったり、着替えや食料はもちろんのこと、緊急時用のエマージェンシーキットも常備しています。

 

また、車両の位置を特定するナビシステム、仲間の車と連携を図るための無線、悪路を越えるためのジャッキや足場プレートなど、いろいろなケースを考えた装備がされています。

 

アメリカやオーストラリアではこういった道具のショップもありますし、オーバーランディング仕様に車を改造してくれるガレージもあります。

 

アメリカでは「OVERLAND EXPO」なるものも開催されていて、新発売のオフロード系アイテムやオーバーランダー達の自慢の愛車を見ることができるんです。

 

是非行ってみたーい!!!

→IN THE LIFE 「四駆キャンプの祭典、OVERLAND EXPOでイケてる4×4をハント!」

 

出発前の入念な計画が大事。

オーバーランディングは数ヶ月~数年という日本では考えられない期間を旅するだけあって、出発前の路程計画がとても大事になってきます。通るルートや途中の燃料補給ポイント、どんな町や村があるか、何週間でどこのポイントまでたどり着けばよいかなど、細かくリサーチして計画する必要があります。

 

費用もかなりの金額になるため、無駄なものを買わないことや改造にお金を使いすぎないようにすることも大切でしょう。

 

また、万が一の緊急事態に備えて、応急処置が出来るファーストエイドキット、エマージェンシーキットを揃え、病院や診療所の場所も抑えておいたほうが良いでしょう。

 

オフロードなんてもんじゃない。悪路を突き進め!

オーバーランダーが行く広大なフィールドには、舗装された道などほとんど御座いませんw

 

大小さまざまな石が転がる林道や、谷の合間など道なき道を行くんです。時にはタイヤが空転(スタック)したり、他の車に牽引してもらったり、道を塞ぐ大木をチェンソーで切って道を作ったり。

 

ボディの傷やヘコみを気にしてる余裕なんぞありません。

 

難所を越えればまた道が開け、そして再び難所にぶつかる…。その繰り返しです。

 

でもそんな危険な道を行き、どうにか先に進もうとするオーバーランダーの姿がとても生き生きしていて、みんな笑顔なんです!どんなに大変な道も仲間や家族と楽しみながら越えていくのです。

 

まるで人生みたいですね。

 

旅の醍醐味といったらやっぱりキャンプでしょ。

日本のキャンプは長くてもせいぜい2泊3日くらいでキャンプ場を訪れるようなイメージですね。

 

最近ではグランピング」と呼ばれる、インスタ栄えをねらった贅沢なキャンプが流行っています。「何もかも綺麗に準備されて、そんなのキャンプじゃない!」と批判的な声も聞かれますが、これはこれでひとつのキャンプスタイルとしては良いのではないでしょうか?なによりオシャレですしね!

 

ぼくの住んでる君津のとなり、木更津でもグランピングが体験できる場所があります。

→ワイルドビーチ・木更津

 

一方、オーバーランダー達のキャンプはテントを張ったり、車中泊をしたり「野営感」満載です。

 

その場にある木の枝や丸太を使って炊事に必要な道具を作ったり、生活の環境を整えたりする、「ブッシュクラフト」の要素もあります。

 

食事のメニューはさまざまですが、肉やピザ、よく分からない豆料理、スパゲティなど簡単に作れる献立が多いようです。そして朝はオートミール…。

 

車の設備もけっこう充実しており、引き出し式に収納できるガスコンロやシンクも付いていて、小さなキッチンを積んでいるようです。大容量の冷蔵庫もあり、数週間分の食材ストックも可能です。

 

オーバーランダーの多くはルーフトップテントという車の屋根や荷台に設置するテントで寝泊りしています。折りたたみ式が多く、はしごを引っ張ると折りたたまれたベースが開いて、中からテントが出てくる仕組み。

 

日本のキャンプ場でもルーフテントを見かけることもありますが、海外ではさらにバリエーションも豊富で、家族4~5人が寝れる大きいサイズもあります。

 

 

焚き火を囲んでくつろぐオーバーランダー

 

こんなふうに大自然の中、焚き火を囲んで熱いコーヒーを飲み、歌を歌う…。素敵ですね。

 

なんといっても仲間や家族と過ごす時間が一番。

オーバーランディングの旅にはたくさんの魅力がありますが、なんといっても大切な仲間や家族、恋人とこんな大冒険が出来るのがオーバーランディングの最大の魅力です。

 

山あり谷ありのデコボコ道を大事な仲間や家族と越えてゆく。トラブルや困難なことが起きてもみんなで協力して乗り越えていくと、お互いの絆もぐっと深まるはずです。

 

寝て起きて走って食べる。そんな人間として当たり前の「生きる」ということを一生懸命やる機会なんて滅多にないですよね。しかも雄大な大自然の中で何ヶ月も過ごすこともなかなかない。

 

オーバーランディングの旅のスタイルにはもっと多くの魅力が詰まっていそうです。

 

これからはオーバーランディングスタイルがアツくなる!

近年、日本のオートキャンプ人口が右肩上がりに増えており、キャンプやアウトドアに絡めた商品が色んなメーカーから多く出ています。

 

先ほどの「グランピング」のように、単なるキャンプではなく付加価値を持たせたキャンプスタイルも続々と登場しています。

 

そんな中、この「オーバーランディングスタイル」のキャンプや車旅は日本でも流行るに違いありません。

 

車とキャンプ、最高の遊び道具を掛け合わせたこのスタイルはこれからの日本のキャンプシーンに新たな歴史を書き加えてくれそうです。

 

引き続き、レポートしていきますね!

 

では。

 

 

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