【車×キャンプ】オーバーランディングの歴史を調べてみた。

オーバーランディング
荒野を行くオーバーランダー

 

おみそです。

 

最近、日本でもオートキャンプキャンピングカーの人気が高まっており、週末や休日はキャンプに行くであろう車とすれ違うことが多くなりました。

 

近所のスーパーに行くとキャンプ道具を積んだ車が何台も止まり、アウトドアルックの家族や若者グループ、ベテラン感漂うおじさんたちなど、幅広い世代の人が買い物をしています。

 

日本では「オーバーランディング」という言葉は耳慣れないと思いますが、海外では人気の高いキャンプスタイルです。

 

キャンプスタイルというよりかは「旅のスタイル」と言ったほうが正しいでしょうか?なぜならオーバーランディングは旅そのものを指す言葉であり、キャンプは旅のひとつの要素に過ぎないからです。

 

日本ではまだあまり知られていない「オーバーランディング」の歴史を探ってみたいと思います。

 

協力サイト
この記事を作成するにあたって情報提供などの協力をしてくれたサイトです。

Overlandsite⇒https://overlandsite.com/

Thank you, Evelin and Ferenc. I’m grateful for your support.

 

「オーバーランディング」という旅。

オーバーランディング(オーバーランド)とは旅そのものを指すと言いましたが、その定義には色々あります。

 

  • オーバーランディング仕様にカスタムされた4×4車やトラックで移動する。
  • 数週間から数年を費やす冒険旅行
  • 目的地から目的地まで長距離であり、ゴールもかなりの遠方かゴールを定めない。
  • 主に野営キャンプがメイン。キャンプ場だったりそうでなかったり。

 

多くのオーバーランダーが所有する車は四輪駆動のSUVやクロカン、トラックなどです。それぞれオーバーランディング仕様にカスタムされ、ルーフテントを載せてキャンプギアや水・食料・燃料などを積み込みます。

 

日本ではあまりイメージが湧きませんが、期間は数週間~数年間と長期にわたる旅行になることもしばしばです。

 

目的地も最終ゴールを決めることもあれば、ハッキリ決めずに気の向くまま、道が示すままに進むということもあるようです。道中の自然や景色を楽しみながら、「移動そのものを楽しむ」のがオーバーランドの魅力です。

 

生活の軸は主に野営キャンプがメインとなり、国立公園のキャンプ場や全く整備されていない荒野のど真ん中でキャンプをすることもあります。

 

それだけ大自然の中にどっぷりと浸かるので、都会の喧騒に疲れた人にはオススメですね。

 

ただオーバーランディングの旅に出かけることができる長期休みが取れるかは別の話ですが…。

 

大陸探査の旅の歴史はマルコ・ポーロから。

オーバーランディングの原型は「大陸探査の旅」が始まりと言われています。

 

その歴史は古く、あの「マルコ・ポーロ」の時代までさかのぼります。

 

マルコ・ポーロ:ウィキペディア(Wikipedia)

 

マルコ・ポーロは13世紀にヴェネツィアからモンゴル帝国の皇帝クビライ・カンの元までローマ教皇の親書を届ける旅に出発します。シルクロード沿いを旅したという説が有力ですが、船も使う南側のルートを通ったという説もあります。いずれにせよ、マルコ・ポーロはこの旅でアジアのさまざまな国や文化に触れ、たくさんの物をヨーロッパに持ち帰り伝えたと言われています。

 

また、オーバーランディングは大型のバスやトラックで移動する陸上探検隊の歴史もあります。

 

1969年にイギリスの連邦遠征隊(COMEX 3)という探検隊がイギリスからインドの間を陸上探検します。コモンウェルス遠征とも呼ばれ、25人をひとつとした20もの隊で構成されていました。

 

「COMEX 3」の探検隊

「COMEX 3」の探検隊

写真:COMEX 3

 

このような大規模な大陸旅が現在の「オーバーランドジャーニー」に繋がっています。

 

オーバーランドトラック

写真:HUFFPOST

 

詳しくはコチラ⇒オーバーランドという選択肢ーHUFFPOST

 

現代のオーバーランドスタイルも昔からあった。

カスタムされた車にルーフテントを載せて旅をするスタイルは最近出てきたものではありません。

 

日本でもたまにルーフテントを載せてる車を見かけますが、海外ではかなり前から親しまれてきたキャンプスタイルでした。

 

ルーフテントの始まりはイタリアのオートホーム(AUTOHOME)シリーズのカートップテントと言われており、当時から車上に折りたたみのテントを載せているスタイルは今とあまり変わりません。

 

AUTOHOMEのルーフテント

AUTOHOMEのルーフテント

乗用車の上のルーフテント

白黒写真の時代から親しまれてきた。

写真:ZIFER JAPAN

 

それだけ使い勝手や機能性に優れ、多くのキャンパーやアウトドアユーザーに親しまれてきたことがわかります。

詳しくはコチラ⇒AUTOHOME:ZIFER JAPAN

 

最近日本ではキャンピングカーがブームになっていますが、中古でも200万~300万円しますし、普段使いができる車ではないので、維持も大変になります。それに比べ、ルーフトップテントはどの車にも設置が可能で、メンテナンスもしやすく、価格は30万~40万円とキャンピングカーの購入費に比べるとだいぶ抑えられます。

 

また、せっかく大自然の中に来たのにキャンピングカーでは「何不自由ないいつもの生活」がそこにあるだけで、「不便さを楽しむ」というアウトドアの醍醐味を薄めてしまう可能性があります。

 

ルーフトップテントはもう少しアナログよりが好きなアナタにはピッタリのアイテムではないでしょうか。

 

フォードF150

写真:American Adventurist

 

ルーフテントがひそかな人気!キャンピングカー買うよりオススメですよ。

2018年11月27日

 

技術の進歩であらゆる人が親しみやすく。

昔はマルコ・ポーロのように大冒険をするには命がけでした。

 

しかし、文明の発達によりオーバーランディングを取り巻く技術も飛躍的に進歩しています。

 

高度なナビゲーションシステムの導入、無線機によるグループ間の連絡、食料保存技術の発達、車そのものの性能向上など、大自然の中を少ない装備で冒険するのは難しいことではなくなりました。

 

カスタムされたランドクルーザープラド

カスタムされたランドクルーザープラド

写真:overlandsite.com

 

日本ではほとんど目にしませんが、オーバーランディングの装備を作るメーカーや車をカスタムするガレージも多くありますし、オーバーランディングのSNSコミュニティもあり、互いの情報交換の場として活用されているようです。

 

このようなことから、誰でも気軽に冒険旅行を楽しめるようになりました。海外ではカップルや家族でオーバーランディング旅を楽しんだり、親しい友人達とオーバーランドチームを作って旅をするなど、楽しみ方はさまざまなようです。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

領土が狭い島国日本ではあまりイメージがない「オーバーランディング(大陸旅行)」ですが、日本でもアウトドア業界が盛り上がる中、いつかこのオーバーランディングのスタイルが流行る日がくればいいなと思います。

 

これからも車、キャンプ、自然、旅…、色々な要素が詰まったオーバーランディングの魅力を随時お伝えしていきますね。

 

まずは北海道あたりを家族でまわってみようかな。

 

では。

 

 

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