おみそです。
みなさんの車の色は何色ですか?
ボディカラーにもそれこそ「いろいろ」ありますが、やはり人気なのは黒や白だと思います。車の買取金額や中古車の再販価格もボディカラーが黒や白だと値段が上がります。
ふとある日、フォロワーさんとのやり取りの中でUSトヨタのタンドラのボディカラーについて話が出ました。
お相手は北海道の空手家?えーじさん(@eiji_base)
タンドラもいいが、F-150やRAMトラックもいいんだよなぁ~~♥️🚚
F-150の青とか、めっちゃアメ車らしい✨
— おみそ@アメ車ブロガー (@omiso_han) 2019年3月16日
カッコいいですね~✨😆
やっぱり白だと映えますね~😍また乗ってください(笑)
— おみそ@アメ車ブロガー (@omiso_han) 2019年3月16日
「日本ではセダンやミニバン、SUVもだいたい黒や白が人気だけど、アメ車やピックアップトラックってどんな色が似合うんだろう?」と思い、いろいろ見比べてみました。
まぁ、こればっかりは個人の好みの問題なので深掘りはしませんが、ちょっとしたアメ車選びの参考にしてもらえると嬉しいです。
目次
世界でも人気があるのはあの色だった!?
日本やアメリカだけでなく、世界規模で見たときにはどの色が一番人気なのでしょうか?
ドイツにある世界最大級の総合化学メーカーBASF(ビーエーエスエフ)社による「2018年の自動車用OEM塗料カラーレポート」という資料が公開されており、それによると世界的に見ても「あの色」が人気であることがわかります。
そう。「ホワイト」です!!

出典:BASF
上のグラフの通り、圧倒的にホワイトの割合が多いですね。それだけ世界でも「車の色は白!」というイメージが強いのかもしれません。
また、同じくらい黒やグレー・シルバーも人気ですね。白も含めたこられの色は「無彩色」と呼ばれ、白から黒への濃度の変化のみの色のことです。赤や青、黄色など、鮮やかな色が付いているのが「有彩色」です。

出典:BASF
こちらは北米における人気ボディカラーのグラフです。世界全体で見たときより黒やシルバーの人気も高いことがうかがえます。また、有彩色の「赤」も人気なんですね!

出典:BASF
こちらのグラフは北米における「ピックアップトラック」のカテゴリーの中での人気割合です。
北米全体より更に赤が人気が高いことがわかります。その割合は黒とほとんど差がありません。
ピックアップトラックについては白の次には「赤」「黒」「グレー」ということになります。ってかグレーのピックアップトラックってあんまり見たことないような…。
各メーカーのカラーラインナップは?
ピックアップトラックを作るアメリカの主なメーカーはどんなカラーラインナップを揃えているのでしょうか?
フォード

出典:Ford
アメリカで大人気の「Fシリーズ」ピックアップトラックを作るフォードです。

出典:Ford
画像はF-150ラプターのボディカラーラインナップですが、そこまで多くの選択肢はありません。
無彩色か赤か青か…といった潔い感じですね。
シボレー

出典:Chevrolet
シルバラードコロラドといったピックアップを販売するシボレー。


出典:Chevrolet
追加できる有料オプションの色を含めると11種類!オークウッドなどのブラウン系の色もありますね。またほとんどがメタリック系の色です。
ラム

出典:Ram Trucks
いかついトラックならやっぱりラムでしょ!


出典:Ram Trucks
モデルによって選べる色の種類が変わってきますが、一番多くて11種類。しかもツートーンカラーも選べるので合わせると22種類のカラーラインナップの中から選べることになります。
ボディカラーだけでこれだけ選択の幅があると、より「自分だけの車」って感じになりそうですね。
ジープ

出典:Jeep
最近復活した新型グラディエーター。今後の動きに注目が集まるジープではどうか。

出典:Jeep
オレンジやカーキ系の色など、ジープらしいアウトドアが似合うカラーラインナップになっていますね。
それぞれの色の特徴は?
車を買うときに「どの色にするか」迷いますよね?
ボディカラーを選ぶ際、それぞれの色の特徴を知っておくことでその後のカーライフに大きな影響を及ぼします。
ホワイト系
世界でも圧倒的なのが「白系」です。
同じ白でもメーカーや年式によって様々な種類の白が存在しています。最近の傾向は「パールホワイト」系で、鮮やかでより明るく見える白が人気です。
もちろん白なので汚れは目立ちますが、その分「洗車しなきゃ!」と思わせてくれるため、洗車の頻度が増えるかもしれません。
また白は「膨張色」とも言われますので、「車体が大きく見える」という効果もあります。
ぼくも白のグランドチェロキーに乗っていますが、上記の理由のほかに「王子様は白馬に乗っているから」というのがあります。
王子様って、白い馬(馬は今で言う車ですね。)に乗ってるでしょ?
ぼくは王子様になりたいんです…。
ブラック系
こちらも人気色です。
日本では白より黒のほうが人気なんじゃないかってくらい、よく見る車の色ですね。クラウンなどのセダンからアルファード、ハリアーなどのSUVにおいても黒は人気です。
ただし、黒もやっぱり汚れが目立ちます。
泥はねや水滴が乾いてしまうと黒なので余計に目立ってしまいますし、傷も目立ちます…。ということは洗車とお手入れを頑張らなくてはいけませんね。
でも美しさを保っていれば「高級感」と「ラグジュアリー感」を演出できるのも黒系の魅力です。
売るときも比較的良い値段で売れるでしょう。
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グレー・シルバー系
白や黒と同じ「無彩色」に分類されるグレーやシルバー。
傷や汚れが目立ちにくいことから、こまめな洗車やメンテナンスが苦手な人にはオススメの色でしょう。
ちょっと「おじさんくさい」イメージがあり、若者にはあまり支持されないかもしれません。
ですが、上述のアメ車メーカーのカラーラインナップを見てもわかるとおり、同じグレー・シルバー系でもメタリックグレーやちょっと高級感のあるシルバーなど、「ダサくない」色も出てきています。
昔に比べ塗装技術も進歩しているので、若者にも好まれそうなカッコイイグレーやシルバーもあるんです。
赤系・青系
赤や青はたまに見かける色ですよね。
アメリカのピックアップトラックのように、国によっては赤や青が白黒系と同じくらい人気があるところもあります。
各自動車メーカーも赤や青は積極的に広告の車に取り入れたりしています。
スポーティーなイメージが強いですが、ちょっと間違えるとおもちゃっぽく見えてチープな感じになるかもしれません。
個人的には青いピックアップトラックなんかが田舎の道端に停まってたりすると「アメリカっぽいなぁ!!」とテンション上がりますし、「ログハウスの横に停めるなら赤いピックアップトラックなんかいいなぁ!!」なんて思ったりします…。
黄色・緑・ピンクなど
「その他」としてまとめてしまいますが、すごく希少性の高い色だけあって街で乗ってたら目立つでしょう。
ホンダの「S660」やトヨタ「FJクルーザー」など、「この車はやっぱり黄色だね!」というような車もあります。
少し前にはピンクのクラウンもありましたね。
どれもビビットな色だけあって、個性を出すにはとても良いと思います。
ただし、売るときには白や黒ほどの値段はつかないかもしれません。その色である程度の需要が見込める車種であれば話は別ですが、基本的には「クセのある色だと買い手がつかないかもしれない」と考えたほうが良いでしょう。
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やっぱり白かな!
どうでしょうか?
アメ車ピックアップトラックに焦点を当ててご紹介してきましたが、結局は「自分の好きな色」を選ぶのが一番いいと思います。
確かに白や黒は時代の流行りに流されない「無難な選択肢」ではありますが、白や黒の車ってやっぱりカッコいいもん!
ピックアップトラックに関しては青や赤も捨てがたいのですが、今のところぼくも「白推し」でいきたいと思います。(どこにいくんだよ)
車の買い替えなんてそんなしょっちゅうできるものじゃないですが、選ぶときには色の持つ特徴やメリット・デメリットをおさえた上で選びたいものですね。
それではまた。