少子高齢化を理由に働く人材を確保できない会社はヤバイ。

カメレオン的思考

 

どうも、おみそです。

 

以前から問題視されている「少子高齢化」ですが、最近ますますその影響が顕著に現れてきてますね。

 

地方の小学校・中学校は通う子供の人数が少なく、統合化を余儀なくされる。一部の国立大学も入学志願者の数が減り、定員割れ寸前で運営資金を集めるのに一苦労しているとか…。一方で独居老人の数が増え、各地につぎつぎと介護施設ができている…。

 

そんな中、企業における「働き手」の不足も深刻な問題になっています。

 

「人がいないから…。」は何の理由にもならない。

「人材不足」の影響がわかりやすいのは、サービス・接客業界ではないでしょうか。

 

もしこれらの業界で働いている方がいれば共感していただけると思うのですが、サービス業はスタッフがいてなんぼです。

一時期、某有名牛丼チェーンが「ワンオペ営業」をしていて話題になりましたね。

通常、数人でやる仕事・業務を、たったひとりでまわすのは至難の業ですよ…。ぼくも居酒屋のアルバイトをしていたときは死ぬかと思いました。両手で広げられないくらい長い注文伝票って見たことあります?w

 

どうしても人の流れが読みにくい飲食店や小売店は忙しい時間帯が出てきてしまいます。ただ、それも一時的なものなのでカバーできるくらいの店員の人数がいれば良いのですが、休憩もまわさなきゃいけないし、人件費をかけすぎてもよくないです。

店長や中間管理職、経営者はそれらを総合的に考えてシフトを組まなければならないので、簡単に「人数が多ければいい」という問題でもないのはわかります。

ただ、無駄な設備費やらお偉いさんの接待費やら、おかしなところで経費を使うぐらいなら、人件費を優先にして人材確保を行うべきです。

人がいなければ店員ひとりが行う業務が増えますが、どんなに優秀で効率的に動ける人でも、人間がやれることには限界があります。

また、「業務のスピード」を追い求めれば追い求めるほど、反比例して「サービスの質」は低下します。

 

  • オーダーを間違えてしまった。
  • 皿を割ってムダな仕事を増やしてしまった。
  • お客様にケガをさせてしまった。
  • 店内が汚い。

 

などなど、人がいないことでミスや事故に繋がったり、優先される業務が順序化され、後回しになる業務が出てきてしまう…。

「質を落とさずにスピードを上げろ!」なんて上の人間は簡単に言いますが、ハッキリ言ってそんなの無理です。サイヤ人でもない限り無理です。

「だったらやってみてください。」と言いたい所です。

まぁ、たいして仕事ができないなら言われても仕方ないですが、やるべき仕事をしているのに「人がいないから、その分スピードをあげろ」というのはおかしな話です。

 

また、どうしても時間内に業務が終わらなければ、閉店後だろうが勤務時間外だろうが、サービス残業をしてしまう人も多いと思います。とくに日本人はサービス残業精神が強いので…。

でもその状況を当たり前と思い、「黙認」している企業もどうかと思います。それなりの残業代が支払われるなら良いですが、サービスですよ?サービス。あなたがしているサービス残業を年トータルしたら、いったいいくらの給料相当額になるんでしょうか?

サービス残業ももちろん、「人がいないから…」を理由にはできません。

 

これから日本はもっとヤバくなる。

そういった上司や社長、会社に限って人材確保を後回しにし、他のところで帳尻合わせをしようとするんです。

 

「店員(社員)の数が足りていない=サービスの質の低下」

 

これをもっと真剣に考えたほうが良いです。

企業や会社の中でも人の出入りはあるものですから、入社したり退職したりするのはいつだってあります。

しかしこれから先、「少子高齢化」の波がさらに我々の生活に影響を及ぼすようになったら、「誰かが辞めても次の人が入ってこない」という現象が出てくるはずです。

これは地方都市やぼくが住む君津市のような田舎ならなおさら影響を受けます。

「一時的な人材不足」が「慢性的な人材不足」になりかねないのです。

 

この問題に危機意識を持ち、すぐに対策を打てる企業であれば、入社してくる人数もそれなりに見込め、サービスの質の低下は抑えられることでしょう。

ただ、なんとなく求人広告を出し、さほど美味しくもない餌をぶらさげて待っていても、誰も食いつきません。

もっと危機感を持って求人募集、人材確保に尽力しなければ、サービスの低下に感づいたお客さん達がその店から去っていくでしょう。

 

会社を変えるのはやっぱり「人」。

現場はそれでもなんとか今日一日をまわそうと必死です。

 

そして仕事が終わればどっと疲れる。働きすぎれば体を壊すかもしれません。そういった激務の積み重ねが既存社員の心身をむしばみ、仕事の意欲も削いでいきます。

結果として、更なるサービスの質の低下、退職者増加の悪循環に入っていくのです。

 

解決策はとにかく「働き手の確保」です。それしかありません。

 

人がいればその中で新人教育や研修・セミナー等を活用し、人材育成に注力できます。

会社や店舗に活気が生まれます。意見やアイディアが飛び交い、人の繋がりが増えます。

業務内でも通常の業務以外の付加価値的な仕事にあてる時間ができます。

そしてこれらがより良いサービスの提供ができる環境を構築するのです。

 

良くも悪くも会社を変えるのはやっぱり「人」ですね。

 

まとめ

これからは「少子高齢化」の影響で更なる生産人口の減少が懸念されます。

その中で各企業・会社・店舗はいかに「人を大事にして運営していくか」を考えなければなりません。

 

今、注目される「働き方改革」や副業解禁の会社が増えるなど、我々を取り巻く「労働」のしくみも変わってきています。

働く人・雇う人、それぞれが時代の波に適応していかなければなりませんね。

さらにはひとりひとりがもっと大きな視点で、日本の「超少子高齢化」について考えられると、この国の未来も少しは明るくなるかもしれません。

 

では。

 

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