おみそです。
突然ですが、ぼくはパパなんです。
今月で上の娘は3歳になり、下の息子は1歳になりました。「一姫二太郎」でうまいこと出てきてくれたのはいいのですが息子が甘えん坊で困っております。ちょっとしたことですぐ泣いてママに甘えたり、抱っこをせがんだり。男の子って基本甘えん坊だとは聞いておりましたが、ここまですごいとパパもママも大変です。とくに夜寝かしつける時にはママのおっぱいがないと眠れないようで、眠くなるとぐずり始めておっぱいを欲しがります。そして一度寝てもしばらくすると「ううぇ~ん」と泣いてまたおっぱいを欲しがるのです。
子供の夜泣きって大変ですよね…。おっぱいあげても眠りが浅いからすぐ起きちゃう。パパは仕事を理由に起きてくれないからママだけいつも寝不足。じつは我が家もそうなんです。だからこの度、夜間断乳することを決意しました!
今回はぼくたち夫婦がどのように夜間断乳を成功させたのか、それによりどんな効果が表れたのかをお伝えしようと思います。
毎日夜泣きで睡眠不足のママさん、夜間断乳を検討しているパパママさんは必見です。
目次
夜間断乳はパパの役目?
1歳の息子はとにかく甘えん坊です。ちょっと転んでも「ふぇ~ん…」お姉ちゃんにおもちゃを取られても「わぁーーん!」眠くなると頭をかきかきしながら「ううぇ~ん…」。まだ1歳だし一番下だから仕方ないのかもしれませんが、一日を通してとにかくよく泣いていました。
寝るときも抱っこや子守唄では寝付かず、おっぱいを吸ってやっと眠るかんじでした。しかし、しばらくするとまたぐずり始めて起きてしまうのです。厄介なのはうちの子は声がデカいんです。夜中、静まり返った家の中に響き渡るように「うわーーーーーん!!!」と大きな声で泣くのです。これにはぼくも娘もたまったもんじゃありません。もっと大変なのはママです。もう一度寝かしつけるためにおっぱいをあげるのですが、それだと眠りが浅いのでまた数十分後には起こされます。
ご機嫌なときはめちゃくちゃカワイイし、泣いてもついつい抱っこしてあげたくなるような愛しい息子なんですが、夜は本当に大変でした。おかげでみんないつも寝不足でした。
ついにママも「断乳しよう!私が限界だ!」と言って断乳を決意しました。しかし、寝かしつけるときにママが抱っこしてしまうとミルクの匂いで「なんでくれないのーーーー!!!」と余計に激しく泣かせてしまうおそれがあるため、パパであるぼくが抱っこして寝かしつけることになりました。
もちろん次の日が仕事の場合は仕事に影響が出てしまうため、休みの前日の夜に実行することになりました。しかも連休だったので2連チャンで確実に断乳させる計画です。
寝れない覚悟で挑んだ夜間断乳。
ついに計画実行の夜がきました。
ご飯を食べてお風呂に入って…。(息子はもうこの時点で眠くなっています。)
「ふぇ、ふぇ、ふぇん…」お風呂から上がると着替えながらぐずりだします。パパが抱っこしながら子守唄を歌ってベッドまで連れて行きます。
ベッドに横にすると「うわぁん……」と一瞬泣きますが、そのまま眠りに落ちていきます。そう、最初は案外簡単に寝るのです。お腹いっぱいなのと体が温まってるせいで自然と眠りにつくことができます。問題はつぎ起きた時からです。
1時間ほど経った頃、寝室から「うわぁーーん!!!」と泣き声が聞こえてきます。ここからは『おっぱいがなきゃ眠れないのよーーー!!!』という息子とパパとの闘いです。
【具体策】寝かしつけのため、パパがやった技。
ここからは息子が起きたときにぼくがさまざまな角度から睡眠アプローチをかけ、試行錯誤していった技をご紹介していきます。
定番:抱っこ
「うわぁーーん」と息子が起きたらまずは抱っこをしてみます。すんなり抱っこさせてくれて、しばらくして身体をこちらに委ねてくれればあとは楽勝です。そのまま数分は抱っこしたまま眠りの底につくのを待って、あとは静かに横にしてあげるだけです。
ただ、泣きが激しい場合は抱っこさせてくれません。イナバウアーのごとく身体を仰け反らせたり、足をバタバタ、突っ張ったりして自分から落ちようとします。これがかなりの力で「本当に1歳の力かよ!」ってくらい強いです。(本当に落とさないように注意。)こうゆうときは諦めましょう。
雰囲気作り:子守唄
最初の入眠導入の際も使いますが、状況に応じて「眠りの雰囲気」を子守唄によって作り出します。
ぼくは歌ではなく口笛を使います。そのほうが耳にも心地良いかな…と思うからです。
ちなみに歌う曲はいつも同じ曲が良いです。ママが寝かしつけで歌っていた曲が良いでしょう。子供も「これは寝るときの歌だ…」と遺伝子レベルでインプットされているはずですから。
背中トントン、頭なでなで。
これは自然とやるものでしょうけど、いま一度意識してやってみてください。
背中やお腹を優しくトントンしてあげると心拍の鼓動と連動して心地よくなるようです…。まぁギャン泣きしているときはトントンしても意味無いし、させてくれないでしょう。
「頭なでなで」は落ち着いてきた頃には効果テキメンです。子供は頭をナデナデされるのに弱いらしく、なんかの動画でなでなでだけで寝落ちする子供の動画がありました。
頭や髪の毛を優しくなでなでして深い眠りを誘います。
布団をかけたり取ったり。
うちの息子は暑がりなので布団をあまりかけないほうが寝付きが良いです。
ただ朝晩はまだ冷え込むこともあるので、風邪を引かないようにうまく調節してやります。ぼく自身もそうですが、足の先だけ出して寝たり、顔は冷たい布団カバーの上に乗せてやると気持ちよかったりするのです。あとぼくは耳が布団で塞がってるほうが眠りやすいです。(雑音が入ってこないため)息子の気持ちになって心地良い眠りのポジションを見つけてあげるのです。
ただし、これもギャン泣きの時は難しいかもしれません。
気分転換にリビングに行く。
ギャン泣きしているときは何をやっても逆効果です。ヘタなことをやると余計に泣き声が大きくなるだけです。
そんな時は明るいリビングに連れて行ってテレビを見せたり、おもちゃを見せたり、まったく関係のない仕事のシフト表を見せたりします。するとどうでしょう、「ひっく、ひっく」言いながらも意外と冷静になったりするものです。
お茶を飲ませる。
ギャン泣きが収まったら、すぐにベッドへ連れて行かずお茶を飲ませましょう。子供だって大泣きした後は喉が渇くし一息入れたいものです。理想は親が無理やり飲ませるより、お茶の入った哺乳瓶やベビーボトルを見せて、本人自ら手にとって飲むのが良いでしょう。それでさらに冷静さを取り戻させます。
1口2口飲めば十分です。飲みすぎるとオネショしちゃいますからね。
1日目は修羅場。2日目は結構良い感じ。
いろいろ試行錯誤しながらおっぱいナシで寝かしつけようと頑張りましたが、1日目はやっぱり大変でした。2時間くらい泣きっ放しでパパもママも諦めようとしましたが、途中で諦めたら息子自身がかわいそうなのでそこは鬼になって耐えました。
上述した技をいろいろやってなんとか「寝たかな…?」と一瞬静かになるものの、すぐにまた「ふぇーーん」と泣き出し、またギャン泣きが始まるのです。この繰り返しを2時間です。
最終的にはパパの寝かしつけの技というより、本人が泣き疲れて眠りました。
2日目の夜も同じようにパパが寝かしつけました。
すると、1日目に比べて寝るときもすんなり眠ってくれたし、起きる回数も減ったのです。まだ何度か起きましたが前日のギャン泣きほどではなく、寝かしつけの技を使えば再びすーーっと寝てくれたのです。
1日頑張っただけで翌日からすぐに効果が表れたのです。
息子よ。頑張ったな…。夜間断乳成功だ!!
その次の日からも息子の睡眠の様子が以前とは全然違うことがわかりました。
眠りにつくときもそうですし、夜間起きる回数も減りました。さらには日中にあれほどよく泣きぐずっていた息子が、あまり泣かなくなり精神的に落ち着いたような表情になったのです。機嫌がよく、お姉ちゃんともケンカはするがまたすぐ仲良く遊べたりしました。お昼寝もまとまって寝るようにもなりました。
これらの変化はママが一番わかったようで、「○○くん、すごい変わったよね!!」と喜んでいました。
おっぱいが張ってしまうので日中はいくらか飲んでもらっているようですが、息子からおっぱいをねだることも少なくなりました。夜間もまだ数回起きますが、以前に比べて回数は全然少ないですし、パパもママも娘もまとまって眠れるようになったのです。
夜間断乳は短期集中!親は諦めてはいけない。
もしこれから子供を夜間断乳させたいパパママさんがいるなら、「短期集中」で実行することをオススメします。
パパが休みの土日や連休を使って、パパに夜間断乳を手伝ってもらいましょう。
1日目はほとんど眠れないかもしれませんし、子供がずーっと大泣きしているのをみるのは辛いかもしれません。うちの息子も1日目は声が枯れて出なくなるまで泣いていました…。しかし、それを見て「また今度にしよう」と親が諦めてはいけません。始めたなら最後までとことん付き合ってあげましょう。その辛い夜を越えれば、次の日からは夜が大きく変わるはずです。
「断つときは断つ!!!」の精神で夜間断乳を成功させてください。
家族みんなで静かに眠れる日がくるように…。
やべっ!!!息子が泣き始めました…。ちょっと行ってきます。